写真:トライアングルホールのエントリー口
人気度 ★★ おすすめ度 ★★★★ 難易度 ★★★★★
トライアングルホールは恩納村の万座毛に位置するダイビングスポットです。自然が作り上げたエアードームが3つあり、3角形を位置することからトライアングルホールと呼ばれています。水中の洞窟内やエアードームでは天然の鍾乳石を見ることができます。トライアングルホールは水中洞窟の先にエアードームがあるためCカード保持者のみが行くことのできる海中鍾乳洞です。
ボートの場合は瀬良垣漁港や恩納漁港から船が出ています。ビーチの場合はホーシューの釣り小屋下からエントリーします。又、万座鍾乳洞・シークレットケーブの大洞窟の隣に位置します。
エントリー場所から潜降すると浅いですが、オーバーハングのようになっており、暗闇に水中ライトを照らすと奥へ続く水中洞窟があります。洞窟のなかには、暗闇を好むギンユゴイ、アカマツカサ、リュウキュウハタンポ、ソリハシコモンエビ、その他の甲殻類が生息しています。洞窟の広場から分岐して3つのエアードームに続く道があります。
エアードーム内の水面付近は塩分濃度が低く、淡水に近いため、ケモクラインやサーモクラインが繰り返し起こり、視界が悪くなります。メインの明るい水中ライト、リール、ライン、ケーブ用のマーカー、バックアップライト、その他のテクニカルダイビングの器材の準備が必要です。
写真:トライアングルのエアードーム①
エアードームに続く道のなかで最も狭い通路を抜けると、とても小さなエアードームに出ます。つららのような鍾乳石の形がとても印象的です。とても不思議な形をしています。2つのエアードームは割と広いです。潮が引いている方が鍾乳石の写真の撮影には良いかもしれません。明るい水中ライトが必要です。写真ではRGBlue(アールジーブルー)の2灯で撮影しています。
3つのエアードームがあるため、潜降と浮上を繰り返すことになります。耳抜きが上手くいかないと、戻ることができなくなってしまう危険性が伴います。耳抜きの調子が良くない場合は無理しないようにしなければなりません。
写真:水中洞窟の出口とライン
エアードーム水面への出口②
当ショップでは2020年の調査ダイビングではじめて確認しました。どのような生物が生息しているのか、潮の満ち引きにより、どのように変化するのかなど、今後も調査を続けようと思います。
トライアングルホール・エアードーム(鍾乳洞)は、濁りやすく、水中洞窟で頭の上に障害物があり、呼吸のためにすぐに水面に浮上することができないオーバーヘッド環境のため、通常のダイビングメニューではご案内しておりません。
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