HAISA~I ゆいとです!
皆さんはダイビングの終了時、より安全に体の負担を減らす為水面に浮上する前には安全停止をしてから浮上すると思います。
では、良く耳にする「減圧停止を経験した事がある」、「減圧停止は安全停止より長く停止します。」
と、一体何がどぉ違うのだろうか。
既に理解されている方そうでない方もにも是非一度、ご覧頂けたらと思います。
何故なら、改めて知識がつくことでダイビングの安全性が高くなりどこでも快適なダイビングを楽しむ事ができるからです。
では、早速見ていきましょう!
安全停止とは
浮上前に水深3〜6m付近で3分間停止し、その間に体内に溶け込んだ窒素を排出することです。
でも、普段から安全停止=5Mで3分間と覚えている方がほとんどかと思います。
それでは、3~6Mとは何なのか。
もともと安全停止は5mで停止しなければならないと言う決まりはありません。
当初は3~6Mと推奨されていましたが、その後の混乱を避ける為でしょうか、いつしか5Mで3分分間で定着しました。ロープに捕まりながら、ダイブコンピューターの指示に従って安全停止
導入当初は各方面から「では、ドリフトダイビングみたいな周りに何もない環境でどうやって安全停止をしろというのか?
ドリフトダイビングでは停止前にシグナルフロートというフロートに空気を送り込んで水面に向かって打ち上げます。
そもそも、中性浮力がしっかりと取れている方はドリフトダイビングであろうが何の問題もございません。
しかし、停止中は周りに何もないので常にダイブコンピューターとにらめっこ状態です。(笑)
でも、流れが強かったりウエイトが軽かったりすると普段から中性浮力を取れている方でも難儀です。
そういう時にシグナルフロートがあると、スプールと連結して使用する事で停止中のロープ代わりにもなるので
とても便利です。
シグナルフロートについては別の記事でUPしているのでよければそちらもご参照ください。
ダイビング器材・シグナルフロート おすすめ
でも、そんな流れのある海域でも安全停止をするのが当たり前になっているのだから、安全のためなら必ず実践すべきです。
停止中に体全体を使ったお遊びも様々(笑)
ここまで自由に動き回っていると、もはや今何Mなの?っとも思いますがしっかりダイブコンピューターの確認させわすれていなければ問題はございません。
そして周りに何も無いから暇ですしね。(笑)
減圧停止とは
では、安全停止と普段からあまり馴染みはないが皆様も一度は習ったことがある減圧停止とは
一体、安全停止と何が違うのか。どういった時に必要なのか。どちが安全なのか
色々と謎に包まれている部分も多いかと思います。
そんな謎を順に解き明かしていきましょう!!
【安全停止と減圧停止の違いって?】
より安全を考慮してダイビング終了前に5mで3分行うのが安全停止。
必ず減圧しなければならないのが減圧停止です。
そもそも、レクリエーショナルダイビングでは基本的には減圧停止は行いません。
PADIのオープンウォーターの教科書には普段のダイビングと言う表現で表されていますが、
普段のダイビングとはレクリエーショナルダイビングの事を指しています。
ライセンスを取得して行うファンダイビングでは特別なトレーニングを積んでない以上はレクリエーショナルダイビングです。
レクリエーショナルダイビングの定義としては。
- 無減圧での潜水
- 水深が40m以内。
- (PADIオープンウォーターは18m、PADIアドヴァンスは30m・ディープスペシャリティで40m)
- 閉鎖空間が無く水面まで直接浮上できる。
ダイビング中いつでも直接水面まで浮上しても『理論上、減圧症になる事の無い範囲』でダイビングを行う事が無減圧潜水です。※急浮上の場合は除く。
テクニカルダイビング(閉鎖環境、減圧を必要とするダイビング)では上記のダイビング以外の事を行うダイビングです
なので、そもそもレクリエーショナルダイビングでは減圧停止は行いません。
【減圧停止が必要になる時とは?】
減圧停止とは減圧症のリスクを減らす為に必ず行わなくてはならない行為です。
では、普段のレクリエーショナルダイビングのどんな場合に減圧停止を行うのか。
- NDL(ノンストップリミット・減圧不要限界)を超えてしまった場合。
- レクレーションダイビングでは行う事はない。
ダイビングライセンスをお持ちでダイビングを続けていると耳にする事言葉がDECO(デコ)です。
デコ出してしまった、とか久しぶりにデコった!とか自慢げに話してるのをたまに聞きますが、そもそもデコを出さないのがレクレーションダイビングです。
デコとはNDL(ノンストップリミット・減圧不要限界)を超えてしまった場合のことです。
ダイビングは空気の続く限り潜っていられるのではなく、その水深に何分潜っていられる時間が決まっています。
ダイビングタイムの制限時間のようなものです。
その時間を超えた場合にはデコ(制限時間オーバー)がでるわけです。
デコとはDecompression(減圧)の事です。
ダイビングコンピューターを付けて指示に従っている以上はデコる事はありません。
しかし、ダイビングとは自然と直接対峙するスポーツです。
故意的にNDLを越えなくても、何らかのトラブルで越してしまった場合は減圧停止が必要となります。
減圧停止は必ず行います。
細かい時間はダイブコンピューターの指示に従って減圧を行ってください。
〇mに〇分停止と言う感じで指示が出てきます。ダイブコンピューターが無い場合は事前にダイブテーブルなどを使用ししっかりダイブプランを立てて下さい。
様々なコース提供
今回は安全停止と減圧停止の違いについてお話させて頂きました。
つまり、僕たちのレクリエーショナルダイビングではそもそも減圧停止は不要で
すべてのダイビングは安全停止で終えるのが理想です。
今後、皆様がダイビングをされる上ではくれぐれも減圧停止を必要としないダイビングと
ダイブコンピューターの確認をお忘れなく!!
また、皆様により快適かつ安全性の高いダイビングが提供できる様に当スクールでは様々なコースを常時開催しております。
まだライセンス取り立てで、ロープも何もない所での停止が苦手。減圧症になってしまった時、なってしまった人が側にいた時の対処法など
スペシャリティコース(アドバンスドボイヤンシー)コースでは中性浮力に徹底的に磨きを掛けていきます。
ファーストレスポンス(酸素の管理)では酸素の組み立てから細かい使用方法、酸素が無い時の応急処置などを学んでいきます。
この様なコースで学んだ知識、経験は自分はもちろんの事、必ず誰かの為にもなります。
是非、これを気に一度ご検討してみてはいかがでしょうか( ^^)
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。
今後も皆様のダイビングがより良い物になる事を期待しております!!
では、またっ!
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