写真:残波岬に沈んでいる戦車
沖縄本島の読谷村の残波岬は太平洋戦争末期の1945年4月1日に沖縄上陸作戦により、アメリカ軍が海岸から上陸したことでも有名な場所です。この上陸作戦で、戦艦10隻、巡洋艦9隻、駆逐艦23隻、砲艇177隻が援護射撃で砲弾44825発、ロケット弾33000発、迫撃砲弾22500発が撃ち込まれたと言われています。
写真:残波岬灯台
昔からダイバーの間では残波岬に戦車の残骸や不発弾が落ちていると伝わっていました。前回、読谷村の残波岬で大量のライフル「M1ガーランド」発見から残波岬周辺でのダイビングをはじめました。読谷村には、ウフグチ(大口)、イナン(伊奈武)、一文字、残波岬灯台下、コウリ残波、ツインロック、ミシラギ、「M1ガーランド」が発見されたライフルポイントなどがあります。
残波岬には第二次世界大戦の太平洋戦争で水中に沈んだと考えられる戦車の残骸、ライフル「M1ガーランド」、火炎放射器、不発弾などの戦争遺跡が数多くあります。
沖縄には、第二次世界大戦や太平洋戦争の水中戦争遺跡がたくさん眠っています。沖縄本島北部の古宇利島には沖縄で最大級の沈没船で106Mの駆逐艦、エモンズ(USS Emmons, DD-457)が沈んでいます。最近、ダイビングでも使用できる金属探知機を使用しています。まだまだ、新しい発見があると思います。
戦争遺跡にダイビングする場合は、触らない、動かさない、持ち帰らないなどのマナーをしっかり守るようにして下さい。マナーを守りながら貴重な戦争遺跡のダイビングを楽しみましょう。リクエストお待ちしております。
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