スズキ目 チョウチョウウオ科
カスミチョウチョウウオ(霞蝶々魚)の和名は海中が霞むほど大きな群れを作ることに由来します。英名のPyramid butterflyfishは白の模様をピラミッドに喩えています。
全長は成魚で約18cmぐらい。頭部は褐色で体側の大部分と尾鰭、腹鰭は白く背鰭や臀鰭は黄色い。
よく似た種でインド洋には同属のBlack pyramid butterflyfishが生息しています。本種の模様は黄と白であるのに対し、インド洋のものは黒と白です。両種の分布域はインドネシア西岸付近で重なります。
チョウチョウウオ科の魚の中では珍しくプランクトンを主に食べます。
水深60mまでの潮の流れが速いドロップオフで大群を作ります。
撮影地 沖縄本島 国頭村 「二神岩」