沖縄本島の南部、糸満市の大度海岸は鎖国中の幕末に、中濱萬次郎ことジョン万次郎がアメリカから帰国する際に上陸したことから「ジョン万ビーチ」とも呼ばれています。初夏から夏にかけて、ウミガメが産卵に訪れる浜としても知られています。
大度海岸は内海(インリーフ)と外海(アウトリーフ)にはっきりと分かれていて離岸流(リップカレント)があることでも有名なダイビングスポットです。離岸流(リップカレント)を知らないでダイビングすると、とても怖いダイビングスポットです。
当スクールのファンダイビングのメニューにはありません。リピーターの方のみご案内が可能です。リクエストお待ちしてます。
当スクールのメニューは全て少人数制のプライベートスタイルです。不安な方や経験の少ない方も安心してご参加下さい。1人旅や少人数のお客様がほとんどのプライベートスクールになります。お1人様からご参加をお待ちしています。
目次
大度海岸(ジョン万ビーチ・大度浜海岸)の場所
住所 〒901-0334 沖縄県糸満市字大度
駐車場 あり (無料)
お手洗い あり (無料)
シャワー あり (有料)
那覇空港から車で約30分ほどです。国道331号を南下してひめゆりの塔を過ぎて大度海岸の案内標識(道路案内標識)を右折して農道を海側に進みます。ひめゆりの塔と平和記念公園の中間ぐらいの位置になります。
大度海岸の内海(インリーフ)
大度海岸の内海(インリーフ)は満潮で最大3Mほどになります。外海(アウトリーフ)の波が高くても、ほとんど波がなく穏やかなことが多いです。体験ダイビングやシュノーケルに最適です。
ハードコーラルが群生していてミスジリュウキュウスズメダイやルリスズメダイ、デバスズメダイなどが群れています。ヘラヤガラ、ボラの群れやフタスジギンポ、ムラサメモンガラなどが多く生息しています。砂地には共生ハゼのダテハゼもいます。
大度海岸の離岸流(リップカレント)について
大度海岸は離岸流(リップカレント)で有名なダイビングスポットです。離岸流(リップカレント)は沖に向かっていく流れで気が付くと岸へ戻れなくなってしまう可能性があります。とくに干潮時は内海と外海がはっきりと分かれる地形になっています。
上の写真の黄色の矢印の3箇所は内海から外海に向けて離岸流(リップカレント)が発生しやすい場所です。水路に近づくと沖に吸い込まれるように離岸流(リップカレント)によって外海にあっという間に流されてしまいます。
又、外海の波が高ければ、どんどん内海に海水が入ってきてリップカレント(離岸流)が強くなります。
離岸流(リップカレント)から逃れるには、岸に対して平行に泳いで離岸流(リップカレント)から抜け出します。リップカレント(離岸流)がなくなるところまで、移動したら岸に向かって泳いで戻ります。
離岸流(リップカレント)については【恐怖】絶対知っておきたいリップカレント(離岸流)の対処法をお読み下さい。
大度海岸は現地ガイドの引率なしでダイビングやシュノーケリングを楽しむのはとても危険で怖いです。必ず、現地ガイドの引率のもとで水に入るようにして下さい。
大度の用之助港(おおどのようすけこう)
1904(明治37)年の大干ばつの際、当時、島尻郡長だった齋藤用之助(佐賀県出身)は、政府から割り当てられた救助金をそのまま人々に分配するのではなく、公共事業によって地域の雇用を創出しようと、半農半漁であった住民の生活の安定と漁業振興を図る目的で、小渡浜(現在の大度浜)の沖の珊瑚礁を開削して、港口(ンナトゥグチ)を設ける工事に着手しました。
港は1907(明治40)年12月に竣工し、住民はこれを、齋藤用之助に因(ちな)んで「用之助港」と呼びました。また、小渡浜を摩文仁村長の宮里蒲助に因んで「蒲助浜」と呼ぶようになりました。用之助港の完成により干潮時にも船の出入港ができるようになり、後年、砂糖樽の海上輸送や漁民の避難港として利用され、地域に大きな利益をもたらしました。
「大渡の用之助港」は「珊瑚礁に囲まれた沖縄特有の土木遺産として価値が高い」として、2009年に土木学会推奨土木遺産に認定されました。
平成31年3月 糸満市
大度海岸の外海(アウトリーフ)
大度海岸の外海(アウトリーフ)はダイナミックな地形ポイントです。巨大な岩下がトンネルになっていたり、洞窟やアーチが無数にありケーブダイビングが楽しめます。
水中洞窟ではネムリブカ(ホワイトチップ)やアカマツカサ、リュウキュウハタンポ、カノコイセエビが生息しています。
大物ではマダラトビエイやネポレオンフィッシュ、イソマグロ、オニカマスやタイワンカマスなどのバラクーダの群れ、アオウミガメなどが生息して高確率で出会えます。
巨大な岩の迷路のようになっているので、水中ライト、リールなどのラインがあると安心です。独特の地形で岩の形が特徴的なダイビングスポットです。水深は最大で20Mから25Mほどです。透明度が高いことも多いです。
ダイビングの技術(スキル)と体力の両方が必要な中級者向け以上のダイビングスポットです。
冬場の北風の時も内海(インリーフ)は穏やかなのでエントリーしやすいダイビングスポットです。
大度海岸のダイビングスポット まとめ
沖縄本島の南部、糸満市の大度海岸は鎖国中の幕末に、中濱萬次郎ことジョン万次郎がアメリカから帰国する際に上陸したことから「ジョン万ビーチ」とも呼ばれています。
大度海岸の場所は那覇空港から車で約30分ほどです。国道331号を南下してひめゆりの塔を過ぎて大度海岸の案内標識(道路案内標識)を右折して農道を海側に進みます。
大度海岸の内海(インリーフ)は満潮で最大3Mほどになります。外海(アウトリーフ)の波が高くても、ほとんど波がなく穏やかなことが多いです。シュノーケリングや体験ダイビングに最適です。
大度海岸は離岸流(リップカレント)で有名なダイビングスポットです。離岸流(リップカレント)は沖に向かっていく流れで気が付くと岸へ戻れなくなってしまう可能性があります。
水中洞窟ではネムリブカ(ホワイトチップ)やアカマツカサ、リュウキュウハタンポ、カノコイセエビが生息しています。
当スクールのメニューは全て少人数制のプライベートスタイルです。大度海岸はリピーターの方のみご案内が可能です。ご希望の方は気軽にリクエストして下さい。
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