スズキ目 ハゼ科 ダテハゼ属
クビアカハゼは、頭部から尾鰭基底部にかけて明色(黄色)の横帯と暗色(赤色)の横帯が6本ずつ交互に並び、暗色横帯の幅は明色横帯の幅より広いことで、区別が可能です。赤い帯の間に白と黄色の斑点がたくさんあるのも特徴です。
ダンダラダテハゼと似ていますが、クビアカハゼは目の下にも赤い線があり、赤い帯の方が白い帯よりも幅が広く、背鰭の赤い点は付け根付近のみなどの違いから区別することができます。
クビアカハゼの体長は6cmほどで、分布域は小笠原諸島、伊豆諸島、相模湾、紀伊半島、愛媛県、高知県、屋久島、琉球列島、台湾、紅海、インド、太平洋になります。
内湾の湾口、サンゴ礁域の礁斜面やドロップオフ下に生息します。砂礫や死サンゴ片まじりのガレ場、砂底でテッポウエビ類と共生しています。生息水深は3~30mほどです。
撮影地 沖縄本島 本部町 崎本部