先日、体験ダイビングを担当していました。いつものように「ダイビングははじめてですか?」と聞くと20回ぐらいやったことがあると回答がありました。最近はそんな体験ダイビングが増えてきたと思います。
今回はダイビングライセンスはいらないのか?ダイビングライセンスの必要性について記事を書きます。
記事の内容は、体験ダイビングについて、ダイビングライセンスを取得するメリット、ダイビングライセンスを取得するタイミング、ダイビングライセンスはいらない?まとめに分けて記事を書きます。
ダイビングを申し込むときに体験ダイビングとダイビングライセンスのコースのどちらにするのか迷っている方には必見です。
過去に体験ダイビングの経験がある方はダイビングライセンスを取得するのがおすすめです。
目次
体験ダイビングについて
ダイビングショップにダイビングを申し込む場合、ダイビングライセンスを持っていない方には手軽にダイビングを楽しむことが可能な体験ダイビングのコースがあります。
体験ダイビングでは呼吸方法や耳抜き、ハンドシグナルなど最低限の知識でダイビングを楽しみます。インストラクターが手を繋いだり、身体やタンクを支えてバランスを取り、深度のコントロールをしながら一緒に泳ぎます。
しかし、はじめての体験ダイビングで水深12メートルまで行くことはほとんどありません。又、インストラクターと一緒に泳いでいるため自由はほとんどありません。
体験ダイビングのメリットはダイビングが初めての方でも少ない所要時間で手軽にダイビングを体験できることです。
ダイビングライセンスを取得するメリット
ダイビングライセンスを取得するメリットはたくさんあります。以下の記事から引用して記載します。
ダイビングが可能な水深が違う
体験ダイビングは通常、水深5M前後のダイビングを楽しみます。体験ダイビングを繰り返して、慣れていてもダイビングの教育機関などにより違いがありますがダイビングライセンスなしの場合は最大水深は12Mまでになります。
ダイビングライセンスは最初のオープンウォーターで最大水深18Mまでのダイビングを楽しむことが可能です。ダイビングライセンスをステップアップしていくと一般的に最大水深40Mまでのダイビングを楽しむことが可能です。
泳げる距離(移動範囲)が広い
体験ダイビングではほとんどの場合がインストラクターに支えてもらいながら泳いだり、ロープにつかまりながら泳ぎます。自分で泳ぐのではなく、インストラクターが泳いでいる範囲を泳ぐことになります。
インストラクターと一緒に泳いでいるので泳げる距離(移動範囲)は狭くなります。もし、自分で泳いでも上手く泳げずに、あまり進むことはできません。
自分で泳げる!中性浮力を味わえる
ダイビングライセンスを取得するためのコースでは時間をかけてダイビング中の泳ぎ方を練習します。ダイビングにはダイバーが浮き沈みをしないで一定の水深を維持する「中性浮力」という技術があります。
慣れてくると、まるで無重力の状態で空を飛んでいるように水中世界を楽しむことができます。ダイバーの中には無重力な感覚が気持ち良いからとダイビングを楽しんでいる方も多いです。
楽しめるダイビングスポットの数が多くなる
ダイビングスポットには初心者から楽しめるダイビングスポットがあります。しかし、中級者向けや上級者向けなどのダイビングスポットもあります。当スクールでは年間を通じて100ヶ所以上のダイビングスポットへご案内しています。
しかし、体験ダイビングでご案内が可能なダイビングスポットは10ヶ所ぐらいかと思います。ダイビングライセンスを取得してダイビングの経験を増やして上手になれば楽しめるダイビングスポットの数は多くなります。
インストラクターがいなくてもダイビングが可能になる
最初のダイビングライセンスで一般的なのは「オープンウォーター」と呼ばれるダイビングライセンス(Cカード)になります。オープンウォーターは取得すると、ライセンスを持っている者同士でバディ(ペア)を組んでダイビングが可能になります。
インストラクターがいなくても慣れていれば仲間内や友人とダイビングが楽しめるようになります。
ダイビングライセンスを取得するタイミング
ダイビングが初めての場合は体験ダイビングがおすすめです。ダイビングに興味があるが、経験がまったくないのであれば自分にダイビングが合っているか確認するために体験ダイビングに参加してみるのが良いと思います。
過去に体験ダイビングの経験があるのであれば、ダイビングライセンスを取得するのがおすすめです。ダイビングライセンスは年会費や更新がないので、一度取得すればいつでもダイビングを楽しめます。
ダイビングライセンスを取得するためにはお金とトレーニングを積むための時間が必要です。体験ダイビングを経験して自分に合っているようであればお金と時間を作りダイビングライセンスを取得しましょう。
取得後は体験ダイビングと同じように数時間からダイビングを楽しむことが可能です。ダイビングライセンスの取得後はログブックと呼ばれる冊子にダイビングの細かい記録を記載してインストラクターにサインをもらい経験本数を増やしていきます。
ダイビングライセンスのステップアップをしたり、経験本数が増えてダイビングの技術が高くなると中級者向けや上級者向けなどのさまざまなダイビングスポットへ行くことが可能になります。
体験ダイビングは繰り返し行っても経験本数をとしてカウントはしません。インストラクターに任せている部分が多いため技術もあまり上がりません。
ダイビングライセンスはいらない?まとめ
今回はダイビングライセンスはいらないのか?ダイビングライセンスの必要性について記事を書きました。
ダイビングショップにダイビングを申し込む場合、ダイビングライセンスを持っていない方には手軽にダイビングを楽しむことが可能な体験ダイビングのコースがあります。
体験ダイビングの水深は5M前後までのことがほとんどです。ダイビングの時間は20分から30分ぐらいになります。ダイビング教育機関の規定では体験ダイビングでダイビングライセンスなしの方は最大水深12Mになります。
ダイビングライセンスは最初のオープンウォーターで最大水深18Mまでのダイビングを楽しむことが可能です。ダイビングライセンスをステップアップしていくと一般的に最大水深40Mまでのダイビングを楽しむことが可能です。
ダイビングが初めての場合は体験ダイビングがおすすめです。ダイビングに興味があるが、経験がまったくないのであれば自分にダイビングが合っているか確認するために体験ダイビングに参加してみるのが良いと思います。
過去に体験ダイビングの経験があるのであれば、ダイビングライセンスを取得するのがおすすめです。ダイビングライセンスは年会費や更新がないので、一度取得すればいつでもダイビングを楽しめます。