写真 : OLYMPUSのデジタルカメラ+防水ハウジング
今回は水中カメラでダイビングに絶対おすすめの厳選6選を紹介します。ダイビングを始めると水中カメラが欲しくなります。
水中での写真撮影を手軽に楽しみたい方におすすめなのは「コンパクトデジタルカメラ」や「アクションカメラ」です。コンパクトかつ軽量で水中でも携帯しやすいことがメリットです。
水中カメラにはさまざまなタイプがあります。予算や目的に合わせて、どのタイプの水中カメラを選べば良いのか考えましょう。
水中カメラでダイビングに絶対おすすめの厳選は「OLYMPUS TG-7+PT-059」、「PENTAX WG-90/RICHO WG-80+sea&sea DX-6G」、「Gopro hero13+防水ケース」、「Osmo Action 5 Pro ダイビングコンボ」、「Insta360 X4+見えない潜水キット」、「weefine スマートハウジング」の6選になります。
写真 : Gopro heroシリーズ+防水ケース
記事の内容は「防水機能があるデジタルカメラ」、「デジタルカメラ用のソフトタイプの防水ケース」、「デジタルカメラ+防水ハウジングの組み合わせ」、「アクションカメラ+防水ハウジングの組み合わせ」、「スマートフォン+防水ハウジングの組み合わせ」、「ミラーレスや一眼レフの水中撮影」に分けて紹介します。
ダイビング用にはじめて水中カメラの購入を考えている方には必見の内容です。
目次
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防水機能があるデジタルカメラ
デジタルカメラには防水機能があるタイプがあります。値段は3万円~9万円で少し幅があります。防水機能は水深14M~20Mになります。海水浴やシュノーケルなどで使用するのであれば問題ありません。
しかし、ダイビングは初級のオープンウォーターで最大水深18M、ステップアップにより、最大水深40Mになります。ダイビングで使用するのには残念ながらおすすめできません。
以下は海水浴やシュノーケルなどでおすすめの水中カメラです。ダイビングには適していません。
コダック「PIXPRO」WPZ2
手軽に使える防水仕様のコンパクトデジタルカメラです。防水機能は水深15Mまでの対応です。大きさは約幅103.2×高さ66.7×奥行き52.4mm、質量は約176gとコンパクトです。メーカーの定価は¥30,580(税込)になります。
ペンタックス「PENTAX WG-90」
光学5倍ズームや最短1cmでの接写機能など、幅広いシーンの撮影に対応したおすすめの防水カメラです。水中撮影におすすめの「マーメードモード」があります。防水機能は水深14Mまでの対応です。メーカーの定価は72,600円(税込)になります。
リコー「RICOH G900」
業務用デジタルカメラとしてさまざまな現場で使われているコンパクトデジタルカメラです。耐衝撃性は2.1mで、-10℃の環境でも安定した動作が可能。防水機能は水深20Mまでの対応です。メーカーの販売価格は¥90,750 (税込)になります。
デジタルカメラ用のソフトタイプの防水ケース
デジタルカメラ用のソフトタイプの防水ケースもあります。水深は10M~20Mほどの対応になります。値段は3000円~10000円ほどで安価ですが、こちらもダイビングには向いていません。
デジタルカメラ+防水ハウジングの組み合わせ
写真 : OLYMPUSの防水ハウジング
ダイビングでおすすめなのはデジタルカメラと防水ハウジングのセットになります。デジタルカメラの種類に合わせて各メーカーから防水ハウジングが発売されています。防水機能は水深40Mから水深100Mのタイプもあります。
防水ハウジングとはカメラを水中で撮影するためのケースになります。ハードタイプの材質はアルマイト、樹脂、ポリカーボネートなどさまざまです。デジタルカメラとセット、もしくは別々に購入しても大丈夫です。
基本的にハードタイプの防水ハウジングは対応するデジタルカメラが決まっています。
現在、ダイビングで自信を持っておすすめできるデジタルカメラと防水ハウジングの組み合わせは「OLYMPUS TG-7+PT-059」、「PENTAX WG-90/RICHO WG-80+sea&sea DX-6G」の2選のみになります。
OLYMPUS(オリンパス) TG-7+PT-059
OM SYSTEM Tough TG-7 + PT-059 水中カメラセット
ダイバーの間では圧倒的な人気のオリンパスのTGシリーズです。最新のTG-7+PT-059の組み合わせがダイビングでは最もおすすめです。TG-7の定価は¥68,670(税込)、PT-059の定価は¥44,000(税込)になります。セットで112670円(税込)になります。
防水ハウジングの防水機能は水深45Mまでの対応です。アームやストロボなどのアクセサリーが展開しやすく、デジタルカメラ自体の防水も水深15Mなので、ダイビング中に防水ハウジング内に海水が侵入しても水没を回避できる可能性が高いです。
PENTAX WG-90/RICHO WG-80+SEA&SEA DX-6G
PENTAX WG-90もしくはRICHO WG-80のデジタルカメラとSEA&SEAのDX-6Gハウジングの組み合わせもダイビングの水中撮影におすすめです。※RICHO WG-80はメーカーの製造は終了しています。
PENTAX WG-90の販売価格は¥54,800 (税込)、SEA&SEAのDX-6Gは¥33,000(税込)になります。セットで87800円(税込)になります。(sea&seaの公式ページはこちらから)
防水ハウジングの防水機能は水深55Mまでの対応です。デジタルカメラ自体の防水も水深14Mなので、ダイビング中に防水ハウジング内に海水が侵入しても水没を回避できる可能性が高いです。
国内の水中撮影機材メーカー
写真 : Canon(キャノン)のデジタルカメラ+Nauticam(ノーティカム)の防水ハウジング
以前は国内の水中撮影機材メーカーのNauticam(ノーティカム)やRecsea(レクシー)/Seatool(シーツール)でCanon(キャノン)、Sony(ソニー)、OLYMPUS(オリンパス)のハウジングが製造されていましたが、需要がなくなりほとんど製造されていません。受注発注であったり、値段がとても高価でした。現在は市場に中古品などが出回っています。
中国製の防水ハウジング
防水ハウジングの市場には中国製などの安い防水ハウジングもあります。防水ハウジングのなかには高価なデジタルカメラを入れることになるため、信頼できない防水ハウジングは避けるようにして下さい。当たりはずれが多いです。
海外に工場があるため、交換や返品に時間がかかる場合がほとんどです。防水ハウジングが原因でデジタルカメラが水没してしまっても保証がないケースがほとんどです。
アクションカメラ+防水ハウジングの組み合わせ
写真 : Gopro heroシリーズ+防水ケース
ここ数年はSNSの普及もあり、アクションカメラを使用した水中撮影が人気です。アクションカメラは、小型・軽量で防水性や耐衝撃性に優れたカメラで、アウトドアやスポーツの撮影に適しています。
小型のためダイビングにも便利です。各メーカーから防水ハウジングが製造されていて信頼性も高いです。防水ハウジングの防水機能は水深30Mから水深60Mのタイプもあります。
現在、ダイビングで自信を持っておすすめできるアクションカメラと防水ハウジングの組み合わせは「Gopro hero13+防水ケース」、「Osmo Action 5 Pro ダイビングコンボ」、「Insta360 X4+見えない潜水キット」の3選になります。
Gopro(ゴープロ) hero13+防水ケース
Goproのheroシリーズはダイバーの間で最も人気の高いアクションカメラです。デジタルカメラはオリンパスのTGシリーズ、アクションカメラはGoproのheroシリーズが圧倒的な人気です。ダイビングで使用する場合は「Gopro hero13+防水ケース」の組み合わせになります。
オリンパスのTGシリーズは防水ハウジングと組み合わせると11万円を超えます。現在の「Gopro hero13」の相場は7万円前後です。防水ケースは8000円前後になります。セットで揃えても10万円を切ります。
防水ケースはGoproの純正品が頑丈でおすすめです。水深60Mまで撮影可能です。他メーカーで2000円前後で防水ケースが発売されていますが、おすすめではありません。
Osmo Action 5 Pro ダイビングコンボ
アクションカメラのOsmoシリーズは中国に本社を置くドローンメーカーのDJIが製造しています。日本法人もあるので安心です。
DJIではドローンの設計、製造、販売を行っており、世界シェアは7割以上と言われています。Osmo Action 5は水深20Mの防水に対応しています。ダイビングコンポに付属している防水ハウジングは水深60Mの対応になります。
最新の映像ブレ補正技術RockSteadyに加え、デュアルスクリーン、4K/60fps動画撮影に対応しています。
Osmo Action 5 Pro ダイビングコンボの販売価格は¥64,900(税込)になります。ダイビングでおすすめできる水中カメラとしては最も手頃な料金設定です。
Insta360 X4+見えない潜水キット
Insta360シリーズは、360度を撮影することができるカメラです。静止画も動画も、高画質で美しく残すことができます。Insta360は中国のメーカーになります。延長保証や修理保険などが充実しているので安心です。
静止画は7200万画素、8K30fps動画の撮影に対応しています。超広角映像はもちろん、自撮り棒を使えば、まるで水中ドローンを使って撮影したような映像を撮ることができます。
Insta360 X4は水深10Mの防水に対応しています。見えない潜水ケースを使用することにより、水深50Mの対応になります。
Insta360 X4の販売価格は¥79,800(税込)になります。見えない潜水キットとセットで¥105,100(税込)になります。周囲の映像とは違った新しい水中の映像を撮りたい方にはおすすめの水中カメラです。
スマートフォン+防水ハウジングの組み合わせ


国内の水中撮影機材メーカー「Fisheye」ではスマートフォン用の防水ハウジングが販売されています。weefine スマートハウジングは専用アプリとのBluetooth接続により、iPhone/Androidの両OSで使用可能です。
L165×W85×D9.5mm以下のサイズのスマートフォンが使用できます。操作系が統一されているのでスマートフォンを入れ替えても戸惑うことはありません。
WF スマートハウジングPRO WFH05の料金は¥78,980(税込)になります。スマートフォンでそのまま撮影したい方におすすすめです。そのまますぐにSNSへアップロードできるのが便利です。
当スクールでも販売しています。購入を希望の方は当スクールに気軽にお問合せ下さい。
ミラーレスや一眼レフの水中撮影について
写真 : Nauticam(ノーティカム)とSea&Sea(シーアンドシー)の防水ハウジング
ミラーレスや一眼レフのデジタルカメラも防水ハウジングに入れてダイビングで使用することが可能です。当スクールでは国内の水中撮影機材メーカーのNauticam(ノーティカム)、Sea&Sea(シーアンドシー)、Anthis(アンティス)をおすすめしています。
ミラーレスや一眼レフ用の防水ハウジングは組み合わせにもよりますが100万円を超えることもあります。操作も難しくなります。ダイビング用にはじめて水中カメラの購入を考えている方には向かないです。
コンパクトタイプのデジタルカメラやアクションカメラから始めて、物足りなくなったら検討しましょう。当スクールでも各水中撮影機材メーカーの防水ハウジングを販売しています。ご希望の方はお問合せ下さい。
水中カメラでダイビングにおすすめの厳選 まとめ
写真 : weefine スマートハウジングを使用しているダイバー
今回は水中カメラでダイビングに絶対おすすめの厳選6選を紹介しました。水中での写真撮影を手軽に楽しみたい方におすすめなのは「コンパクトデジタルカメラ」や「アクションカメラ」です。コンパクトかつ軽量で水中でも携帯しやすいです。
デジタルカメラには防水機能があるタイプがあります。値段は3万円~9万円で少し幅があります。防水機能は水深14M~20Mになります。海水浴やシュノーケルなどで使用するのであれば問題ありません。
しかし、ダイビングは最大水深40Mになります。ダイビングで使用するのには残念ながらおすすめできません。
デジタルカメラ用のソフトタイプの防水ケースもあります。水深は10M~20Mほどの対応になります。値段は3000円~10000円ほどで安価ですが、こちらもダイビングには向いていません。
写真 : OLYMPUS(オリンパス)とNauticam(ノーティカム)の防水ハウジング
ダイビングで自信を持っておすすめできるデジタルカメラと防水ハウジングの組み合わせは「オリンパス(OLYMPUS) TG-7+PT-059」、「PENTAX WG-90/RICHO WG-80+sea&sea DX-6G」の2選のみになります。
又、ダイビングで自信を持っておすすめできるアクションカメラと防水ハウジングの組み合わせは「Gopro hero13+防水ケース」、「Osmo Action 5 Pro ダイビングコンボ」、「Insta360 X4+見えない潜水キット」の3選になります。
ミラーレスや一眼レフ用の防水ハウジングは組み合わせにもよりますが100万円を超えることもあります。操作も難しくなります。ダイビング用にはじめて水中カメラの購入を考えている方には向かないです。
水中カメラにはさまざまなタイプがあります。予算や目的に合わせて、どのタイプの水中カメラを選べば良いのか考えましょう。
#水中カメラ #ダイビングカメラ