ダイバーに人気の高いオリンパスのデジタルカメラで、いま最も注目されているのは「STYLUS TG4 Tough」です。TG4タフは防水、防塵、耐衝撃、耐荷重、耐低温でダイビングにとても適しています。カメラ自体の防水機能は15Mあり、オリンパスから発売されている純正の水中ハウジングにセットすることにより45Mまで使用可能になります。
F2.0の明るいレンズを有し、画像処理エンジンはOM-D E-M1と同じTruePic VIIを搭載したタフシリーズ最高峰の機種と言えます。有効画素数は1,600万画素、撮像センサーは1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサー、Wi-FiおよびGPS機能を搭載。RAWでの記録を可能にしたのも大きな魅力です。
ダイバーにとって気になる水中モードは「水中スナップ」、「水中ワイド1」、「水中ワイド2」、「水中マクロ」、本機から搭載された「水中HDR」の4モードです。水中モードは浅い所でも深い所でも水中の生物や景色の色味をとても綺麗に描き出してくれます。そして嬉しいのはホワイトバランスにも水中に適した「水中」があります。個人的な感想では他機種のデジタルカメラと比べてマクロにとても強く感じます。
水中マクロ ハナヒゲウツボ 体長8センチ
水中マクロは小さな魚に接近して撮影する場合にぴったりのモードで、ズームが自動的に望遠側になるので目当ての被写体をより大きく写すことができます。フラッシュは強制発光に設定され、クッキリとメリハリのある画像と自然な色合いを得ることができます。
顕微鏡モード ヤライイシモチ 体長8センチ
顕微鏡モードに設定すれば、被写体距離1cmまで近づけます。光学ズーム+超解像ズームもしくはデジタルズームを使用することにより、まるで顕微鏡で観察しているかのような驚きの拡大撮影を行えます。さらに顕微鏡モードには4つのモードが搭載されています。
オリンパスのTG4タフはハウジングとセットで10万円以下で購入することができます。初心者の方にも扱いやすい大きさで水没してしまった場合もデジタルカメラ自体が防水なので安心です。オリンパスの純正ハウジングはストロボ、クローズアップレンズ、ワイドレンズなどの装着も豊富なのではじめて水中撮影を考えている方や買い替えを考えている方にもおすすめのデジタルカメラです。