NIKON(ニコン)のハウジングを利用しないでデジタルカメラのみで水深30Mまで対応の「COOLPIX AW130」がダイバーから人気を集めています。ダイビングでは通常、デジタルカメラのほかにハウジングと呼ばれる防水ケースを購入して利用します。ハウジングは安価なものでも数万円以上します。「NIKON COOLPIX AW130」は3万円を切る料金で手頃に購入することができるので、従来の水中撮影に比べて手頃に水中撮影を楽しめます。
耐衝撃や耐寒、防じん性能に優れており、季節や場所を問わず多彩なアウトドアシーンに対応可能。有効画素数1605万画素、光学ズーム5倍、広角24 mm相当、明るいf/2.8レンズで描写力にも優れ美しく撮影することができます。
デジタルカメラ自体の防水力は気になるバッテリーやメモリーカードの収納場所は防水パッキンを利用して、カバーの開閉はロック付きのダイヤル式です。新しい時は問題なく利用できますが、繰り返し利用するとカバーの開閉は少し心配です。衝撃にも強いと広告されていますが、ダイビング時には別売りのシリコンジャケットとのセットがおすすめです。
大きなデメリットはハウジングと違い、クローズアップやワイドレンズ、ライトやストロボなどの展開ができないという欠点があります。費用を抑えるためには良いですがNIKONからハウジングも発売されてないため、あまりおすすめではありません。シュノーケルや体験ダイビングの方には良いかもしれませんが、継続的に楽しむCカードを保有したダイバーには物足りない気がします。
水中モード ホシゴンベ 体長10センチ
撮影シーンは数多くあります。水中モードもあり、マクロもオンオフで切り替え可能です。マクロモードはレンズ前約1cmまで近づいて撮影可能です。デジタルカメラを寄せて撮れば水中でも内臓フラッシュが届きます。
水中モード 青の洞窟
水中モードの景色の撮影も色合いがきれいに出ています。光と海のコントラストの色調なども鮮やかに撮影できます。望遠ズームも評判が良く、光学5倍ズームで捉えきれない被写体も、ダイナミックファインズームならさらに10倍まで高画質で撮影可能です。
デジタルカメラの性能はとても良く、使い心地も良いです。NIKON好きには手軽に水中撮影も楽しめ、嬉しいカメラだと思います。ハウジングを購入する予算を抑えたい方には良いかもしれません。