沖縄の青の洞窟について
沖縄本島の恩納村にある真栄田岬には洞窟があり、青の洞窟と呼ばれ人気を集めています。当スクールも恩納村に位置するのでお店から車で5分ほどでご案内できます。青の洞窟は地元では「クマヤーガマ」と呼ばれ、昔は台風の時や荒天時などに漁師がサバニとよばれる手こぎの船を荒波から守る場所として利用されていました。漁業が近代化してサバニの避難場所として役目を終えたこの場所は、今は沖縄で話題の人気スポットとして賑わっています。 | |
洞窟はトンネル状の鍾乳洞で半水面になっています。奥行きは約60Mほど、水面から洞窟の天井までは5Mほど、水中の水深は5Mから7Mほどです。「青の洞窟」の由来は、入り口から太陽光が差し込み、透明度の高い海水を通過して海底の石灰質を含んだ白い砂地に反射した光が暗い洞窟内の海水面から抜け、それが海底からライトアップされたような効果となり、入り口付近の海水を青い光で満たす仕組みになっているため、洞窟全体が青く染まることに由来しています。 | |
朝・昼・夕で洞窟内の青色にも変化があり、時間帯によっても楽しむことが出来ます。水面の洞窟内は適度な暗さで、懐中電灯などの灯りが必要になることはなく、気軽にシュノーケルから楽しめます。また干潮時なら、岬の階段から岩壁づたいに歩いて行くこともできるので、泳ぎの苦手な方でも行ける魅力的な場所です。水中の洞窟の中は薄暗く、水中ライトを照らしながら進むと、暗いところが好きな、リュウキュウハタンポやアカマツカサなどが群れをつくり泳いでいます。 | |
オフシーズンは観光客も少なくなり、透明度もあがり、ネムリブカ(ホワイトチップ)やカノコイセエビなども見られることがあります。又、夜になると満天の星空が広がり、静かな洞窟に波の音と虫の声が優しく響きます。陽の暮れた海に手を入れて動かすと、海洋性プランクトンの夜光虫がほんのりと海中で輝きます。まるで海の中の蛍のようで幻想的な世界です。 |
青の洞窟 水平・垂直の断面図
沖縄の青の洞窟はダイビングが初めての方から楽しめるダイビングスポットです。当スクールでは体験ダイビング、PADIライセンスコース、ファンダイビングのすべてのメニューでご案内しております。気軽にリクエストしてください。海洋状況によりご案内できない場合はご了承ください。
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