アカエイ科 トビエイ目
体長:1.5M
マダラエイ(Taeniurops meyeni)は、アカエイ科マダラエイ属に属するエイ。金武湾のダイビングスポット「ネイチャーみらい館沖」のメインの根の周辺でよく見かける。
太平洋・インド洋の熱帯-亜熱帯域に分布する。沿岸のラグーン・河口・岩礁などの深度20-60 mに生息する。体盤は幅1.8 mに達して分厚く、背面は小さい突起で覆われる。尾は短く、幅広い臀鰭を持つ。背面には白黒の斑点があり、尾は黒い。
夜行性で、群れを作ることもある。活発な捕食者で、貝類・甲殻類・小魚を捕食する。他のアカエイ類のように無胎盤性胎生。産仔数はおよそ7。繁殖力が低く、混獲や生息地破壊の影響を受けている。
エイの仲間の中では気性が荒く、個体によってはダイバーが近づいただけで、サソリのように毒棘のついた尾を振り上げて威嚇してくることがある。攻撃態勢を取っている時には、うかつに近づかない方が良い。
ダイビングでの死亡例もある。
撮影地 沖縄本島 金武湾 ネイチャーみらい館沖