スズキ目 ハタンポ科
体長 6センチ
沿岸の岩礁域やサンゴ礁域に大きな群れで生息し、時には数万の群れをつくるとも言われている。夜行性で、昼間はサンゴの隙間や岩孔、洞などに大きな群れで潜む。
眼は大きく、眼径は吻長よりもかなり大きい。一見するとテンジクダイの仲間のようにも見えるが、ハタンポ科に属しているものは背びれが1基なので、見分けることができる。体色は黄褐色で、体側後方は半透明で、骨格が透けて見える。各ひれも赤っぽく、尾びれ上下両葉の先は暗色をしている。
また、キンメモドキは発光する魚で知られていて、胸部と肛門の前方に発光腺をもっている。
撮影地 沖縄 水納島