ハナヒゲウツボ 成魚
【撮影機種 TG6・ストロボ INON D200・ライト RG BLUE・設定 主にオート+露出補正 -2.0】
HAISA~I ゆいとです!
今回はイケてる水中撮影テクニック、黒抜きについてお話しして行きます。
普段と少し設定を変えての撮影は、また違った楽しみがあって興味深い!!
そこまで高度なテクニックを必要としないので、水中写真初めたばかりの方も是非、参考にしてみてください ^^♪
黒抜きってなに??
まず黒抜きになる仕組みは、全体的な露出は真っ暗にしつつ、手前にある被写体にストロボの光を当てて被写体だけが写真に写るようにすることです。
基本的には写真が真っ暗になるように露出補正で設定して、そのうえでストロボを発光させると、自動的に黒抜きの写真になるのです。
つまり、意図的に暗い写真にしつつ、ストロボを被写体に当てて黒抜きの水中写真を作ります。
しかし、ライトを当てないで写真を撮るとただの暗闇になります。水中でもこれと同じ事が言えます。
作例
この様に左の写真は被写体にピントがあった状態で特に背景に変わりはありません。
しかし、2枚目の写真は被写体にピントがあった状態で本来は水中なのに背景は宇宙空間(黒抜き)の様になります。
同じ場所で同じ写真を設定一つ変えて撮ってみる手応えは最高です(^^)!!
黒抜きの手順
リュウキュウハタンポ
【撮影機種 TG6・ストロボ INON D200・レンズ WF ワイコン UWL-24M52R・設定 主にオート+露出補正 -2.0+フラッシュ補正+0.3】
- 1 被写体に出来る限り寄る
- 2 背景に何も写らない様にする
- 3 写真の露出設定を真っ暗にする
- 4 ストロボを使用(一部ライトも可)
- 5 最後に編集する
ざっくりとこんな感じになります。
また、ストロボの設定はマニュアルがオススメです。
何故なら、固定の発光量で調整する方が撮影しやすいからです。(様々な環境に適してくれるから。)
RG Blue SYSTEM02:re+スヌート
ライトを使用しての黒抜きはストロボよりも光量がない為、ストロボの方がオススメではありますが
RG Blueから出ているスヌートを使ってみると光を当てたい被写体に光が集中する為、黒抜きが可能です。
ライトの光量も損なわせず、一点の被写体に光を当てての黒抜きが可能です。
少し大きめの被写体に光を当てたい時などには先端の8mmを外して16mmで当てての撮影も可能です。
また、当スクールでも取り引きのあるメーカーになります。
RG Blue 製品についてご相談などあれば気軽にご相談ください。
また、ストロボについては下記の商品がオススメです。
黒抜きが撮りやすい被写体
黒抜きのしやすい被写体は、動かないもです。
例えば、ガラスハゼなどはいい練習台なので、これから黒抜きを撮ってみたい人にはおすすめです。
ワイドでも完全にではありませんが、最終の編集でここまでの黒抜きは可能です。
コンデジで黒抜きをしようと思っている人にも撮りやすいです。
逆に、中層を泳いでいる魚や、動く魚の黒抜きは難易度が上がります。
始めは、1ダイブ1被写体を目標に撮影することで、納得する写真が撮れると思います。
根気との勝負にはなりますが、それこそ撮影技術を磨く一つのステップでもあります。
是非、皆様も普段と違った設定で撮ってみてください。
ドンドンと、水中写真の世界に飛び込んでいきましょう(*^^*)
では、またっ!
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