モンハナシャコの体長は15センチ程度でシャコの仲間になります。体色は青緑色と赤色、眼柄は青色、尾扇の縁は鮮やかな赤色で水中でとても目立ちます。浅い海のサンゴ礁や砂底に穴をほりその中に生息しています。
肉食性で、捕脚を高速で打ち出し、魚を気絶させたり、貝の殻、カニの甲羅、エビの甲羅など容易く叩き割る事が出来ます。地球上のあらゆる生物の中で一番早いその速さは時速80kmにも達するといわれ、捕脚を降りだすように伸ばして相手を殴ります。その加速は体長15cmの時点で二十二口径の拳銃に匹敵するといわれています。
ダイビングで観察中にマスクを割られたり、水中カメラのハウジングを割られるなどの報告例があります。また、海外のダイバーの中では決して近づいてはいけない生物として認識されています。