通称・へアリーフロッグフィッシュ
分類・カエルアンコウ科、カエルアンコウ亜目、アンコウ目
分布・南日本,東部太平洋を除く全世界の温・熱帯域。沿岸の水深200m以浅の砂泥底。
体長・3~4cm程
名の由来通り、全身が毛むくじゃらのカエルアンコウなのだが、学名からいくと、分類上は通常のカエルアンコウなので、地域や環境対応で体表の突起(?)が長く伸びたのではないか?っとも言われています。
また、見た目だけではなく生態もとてもユニーク。額から伸びている棒状の部分(吻状棘)の先端に、“エスカ”と呼ばれる疑似餌をつけ、小魚をまるで釣るように捕獲する。 カエルアンコウの仲間は、世界中で48種が知られている。 体色は変異に富み、黄色系が多く、まだら、白っぽいもの、茶色いものが見られる。 稀に黒く糸状突起におおわれているのもいる。 近づいても容易には逃げないので、観察しやすく見た目も可愛いのでダイバーに人気がある。
<撮影地・沖縄北部 崎本部 ゴリラチョップ>