沖縄のダイビングではあまり着用する事の少ないドライスーツ。
冬場に長期間のダイビングを行う場合は有ると便利なドライスーツです。
本州では、水温が下がるのも早い為、9月ごろからドライスーツでダイビングを行う方も居ます。
ドライスーツでのダイビングは、本州でダイビングを行う場合は、必須と言ってもいいドライスーツです。
夏に沖縄でダイビングライセンスを取得して、地元に帰りダイビングがしたいな
そう思ってたらドライスーツの季節になっちゃた。
そんな場合にも備えて、沖縄のワールドダイビングでも、ドライスーツスペシャリティコースを開催しています
過去にも幾つかドライスーツに関する記事を書いているので、参考にして頂きたと思います。
ドライスーツとウエットスーツの違い
ドライスーツの中性浮力と排気バルブ
ドライスーツの服装
ドライスーツの着方・脱ぎ方のコツ
沖縄ドライスーツのレンタル&スペシャリティ
ドライスーツでダイビング後の手入れのやり方
ポイントでの手入れ
ドライスーツでダイビング後は、ドライスーツを脱ぐ前に着用した状態のまま、まずは真水で洗い流してます。
その時に、リストバンドやネックバンドを取り外していると、ドライスーツの中に水が浸入する事がありますので
リストバンドや、ネックバンドも着用した状態のまま真水をかける事をおすすめします。
吸気バルブや排気バルブ、防水ファスナーを中心に真水をかけて洗い流してください。
その時に、十分に真水またはシャワーがある様でしたら、バルブを押したり、動かしながらしっかりと真水をかけて下さい。
防水ファスナーなどは、バディに指で擦ってもらいながら水をかけてもらうといいです。
吸気バルブのカバーも、海水が溜まっているので真水で洗い流してください。
洗い流さないと、カバーを取り付けて次回使う時までおいておくと、吸気バルブの取り付け部が塩噛みしてしまいます。
ポイントでは、十分に洗い流せない事の方が多いと思います。
持っていた真水だけでは十分に塩抜きができておらず、次回使う時に防水ファスナーが塩噛みして開かなくなる事とが良くあるトラブルです。
ダイビングショップや自宅に帰り、綺麗に洗い流してください。
ダイビングショップや自宅での手入れ
1番良いのはポイントでエキジット後すぐに、着用した状態で綺麗に洗い流せるのがベストなのですが。
ダイビングポイントでは、十分に真水が無い事は良くある事です。
ショップや自宅に到着して、もう1度ドライスーツを着用して洗ってもいいのですが。
もう1度着用するのはちょっと、と言う方にお勧めのドライスーツの洗い方です。
始めに、防水ファスナーが完全に閉まっているか確認してください。
少しでも開いていると、中に水が入ってしまいます。
ドライスーツ様のハンガーをお持ちもの方は、ハンガーを使用してください。
ドライスーツのハンガーは通常のハンガーより太くできています。
ネックシールの破れを防ぐ構造になっているので、通常のハンガーの使用は避けて下さい。
ハンガーが無い場合は、どこかドライスーツをかけられる場所で行ってください。
ドライスーツのハンガー使用時も、かけている場合でもドライスーツの足元を地面に付けていてください。
空中にブラブラさせておくと、防水ファスナーに負担がかかり、浸水の原因にもつながります。
ネックシールの破れにもつながるので、必ず地に足を付けていてください。
続けてドライスーツを使用してダイビングを行う場合は、ドライスーツの内側は洗えないので
ネックシールからの水の浸水に注意してください。
吸気バルブは、吸気ボタンを押しながら水をかけて行きましょう。
吸気バルブのコネクターカバーも水で良く流し。
水が切れたら、カバーを取り付けてください。
カバーを付けないと、たたむ時にコネクターが引っかかって、大切なドライスーツが破れる可能性があります。
排気バルブも排気ボタンを動かしながら水をかけていきましょう。
ドライスーツでのダイビング後は、内側もしかっり乾かしてください。
ドライスーツでのダイビングは、汗をかいている場合が多いので、内側もしっかり乾燥させて、消臭剤などをふっておくのもお勧めです。
ドライスーツの両面どちらとも乾かす場合は、風通しの良い日陰で行ってください。
直射日光は避ける様にして下さい。
防水ファスナーは、シリコングリスやシリコンスプレーをファスナーだけに塗り込んで、開閉のしやすいようにしておいてください。
シリコンスプレーやグリスが無い場合は、ロウ(ロウソクをファスナーにこすり付ける)などもお勧めです。
ドライスーツの折りたたんでの、保管や持ち運びはおすすめしません。
足から胸に向けて丸める様に、なるべく折り目のつかない様にしてください、足から丸める様にしてバルブやファスナーを保護して下さい。
もちろん、吸気バルブの保護カバーは取り付けて、ドライスーツの破れに注意して下さい。
ハンガー使用時の保管は、必ず専用ハンガーを使用しネックシールや防水ファスナー・肩などに負担がかからない様
床や地面に必ず足を付けて保管して下さい。