写真のフィンは現在、私が愛用しているダイビングフィンです。左からマレスのクワトロ(QUATTRO +)、apeksのRK3 フィン、マレスのパワープラナ(POWER PLANA TEC)、スキューバプロのジェットフィン、GULLのワープフィン(WARP FIN)の5種類になります。
今回は普段から愛用しているダイビングフィンを使い、ダイビングフィンの選び方や特徴(メリット・デメリット)をアップします。私はホリゾンタルトリム(水平姿勢)を取るため、中性浮力に近いダイビングフィンを好んで使用しています。
目次
ダイビングフィンは環境やスタイル、器材のコンフィグレーションによって変わってきます。複数の種類を使い分けるのがおすすめです。マレス(MARES)、エイペックス(apeks)、ガル(GULL)の器材は弊社ワールドダイビングにて取り扱いしています。割引も可能です。気軽にお問合せください。
漂流した場合のリスク
ダイビングフィンは、大きく分けてストラップタイプとフルフットタイプに分かれます。ストラップタイプはブーツを履いてから装着するタイプでストラップの他にも、スプリング、バンジーなどのタイプがあります。ビーチでもボートでも両方で使用することができます。
フルフットタイプは素足や靴下タイプのソックスを履き、装着します。ボートダイビングで使用することが多いです。漂流した場合はフルフットタイプの場合、ブーツを履いてないので岸に上がることが困難になってしまいます。まだ一つも持っていない場合は、ストラップタイプをおすすめします。
マレス クワトロ(QUATTRO +)
マレスのクワトロ(QUATTRO +)
マレスのクワトロはメインで愛用しているダイビングフィンです。ウエットスーツの場合、ほとんどがクワトロを履いています。ダイビングスポットのガイド中、ライセンス講習、体験ダイビング、ダブルタンク、サイドマウント、ほとんどがクワトロです。テクニカルダイビングでも特に閉鎖環境で多いかと思います。
中性浮力にとても近いフィンでホリゾンタル・トリム(Horizontal trim=水平姿勢)が取りやすいです。ラバーとプラスチック素材を合わせることにより、中性浮力を作っています。フィンが中性浮力の場合、足を曲げても伸ばしても、浮力が変わらないためトリムが崩れません。又、フィンが外れてしまった場合もホリゾンタル・トリム(水平姿勢)が崩れません。
硬さも柔らかく、小回りがききます。足の細かい動きが伝わり、フィンキックのバックなどもしやすいです。
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apeksのRK3 フィン
apeksのRK3フィンも特殊な素材を使い、中性浮力にとても近いフィンになっています。取り回しが良く使いやすいです。フットポケットも大きく作られているため私はドライスーツの際に愛用しています。
当スクールのお客様にも人気があり、スタッフではユイトが使用しています。カラーバリエーションも豊富で黄色、オレンジ、ブラック、ホワイト、ピンクがあります。
弊社ワールドダイビングにて取り扱いしています。割引も可能です。気軽にお問合せください。
マレスのパワープラナ(POWER PLANA TEC)
マレスのパワープラナ(POWER PLANA TEC)
マレスのパワープラナTECは、マイナス浮力のフィンです。頭(上半身)が重たい場合にホリゾンタル・トリム(水平姿勢)を調整できます。重たいカメラやシリンダーの数が多い場合にメリットがあります。フットポケットも広いため、私はドライスーツで足が浮くときに愛用しています。ここ数年はドライの場合はこのフィンを履いている場合が多いです。
一般的にドライスーツの場合、アンクルウエイトを装着するダイバーが多いですが、フィンをマイナス浮力のタイプに変更する方がおすすめです。アンクルウエイトは外れる危険性もあり、装着する手間も省けます。
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スキューバプロのジェットフィン
スキューバプロ ジェットフィン
スキューバプロのジェットフィンは、私はジェットフィンのレボを2008年~2018年に愛用していました。現在、この写真のジェットフィンほとんど使っていません。マイナス浮力のフィンで私の持っているフィンのなかでは、最も重いです。陸上でも、水中でもどちらも重たいですが、一蹴りの推進力はとても強いです。足を着底して生物を観察、撮影するのにおすすめかと思います。
マイナス浮力のフィンなので、頭(上半身)が重たい場合にホリゾンタル・トリム(水平姿勢)を調整できます。このスプリングのタイプはラインなどが絡まないように布でカバーがしております。
テクニカルダイビングでも寒い地域で使用しているイメージが強いですが、フットポケットは狭いのでドライスーツにはあまり向きません。
GULLのワープフィン(WARP FIN)
GULL ワープフィン(WARP FIN)
GULLのワープフィンは私も長く愛用しているフィンです。長く、硬さがあるため潮の流れが強いポイントで愛用していることが多いです。フルフットタイプのため、ブーツを履かなくて良いので夏場のボートダイビングでは良く使います。
マイナス浮力のフィンで、ブーツの浮力もないので、下半身が下がりやすいのがデメリットです。重めのカメラやライトでホリゾンタル・トリム(水平姿勢)を調整すると使いやすいです。マレスのパワープラナTECやスキューバプロのジェットフィンよりは軽いです。
以前は、バラクーダやスキンダイビング用の長いフィンを使用していた時期もありましたが、車中や船上でも邪魔になり、小回りが効かないため、いま愛用しているフィンのなかでは、このワープフィンが最も長いです。
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フィンの色の選び方
私の現在、愛用しているダイビングフィンの5種類は全て黒(ブラック)になります。フィンはさまざまなカラーバリエーションがあり、好みの色を選べます。私のフィンが全て黒(ブラック)なのは、鮮やかな色のフィンの場合、閉鎖環境で水中ライトを使用する際、私の後ろになるダイバーはフィンが反射してしまい、視界を妨げてしまうことがあるためです。
ダイビングスポットをガイドする場合、お客様から探しにくくなってしまいますが、他の器材で目立つようにしています。テクニカルや閉鎖環境に興味のない方は目立つ色のフィンが見つけやすいのでおすすめです。