ドライスーツとウェットスーツの違いについて、まずウェットスーツは最も一般的な保護スーツです。沖縄も暖かいのでウェットスーツが主流になります。スーツの素材はネオプレン、スキン、ジャージ、裏起毛タイプなどさまざまで厚さも3ミリ、5ミリ、6ミリなどがあります。形もさまざまで長袖で長ズボンのワンピース、半袖で長ズボンのシーガル、半袖で半ズボンのスプリングなどがあります。スーツ内の水を体温で温めて保温します。保温された水を閉じ込めておけるように自分の身体にフィットしたウェットスーツがおすすめです。オーダーメイドで作製するとさらに保温効果は増します。
ドライスーツは断熱効果が最も高い保護スーツです。一般的には寒い地域でのダイビングで利用されます。特殊な防水ファスナーとシールを使用され、ブーツまで一体化することにより、水の浸入を防ぐことが可能になり身体が濡れません。頭と手はフードやグローブで保護します。ドライスーツの場合も素材はさまざまでネオプレン、ラジアルなどがある。スーツに吸気バルブと排気バルブを設置してタンクの空気を入れることができる。スーツ内は空気の層とインナーウェアで保温されます。
ドライスーツにはいくつかのデメリットがあります。ウェットスーツと比べると沈むためにウエイトの量が1、5倍~2倍ほどになり、身体も動かしにくくなります。慣れるまではドライスーツ特有の吸気と排気にも技術が必要です。また、常に水没してしまう危険性と隣り合わせになります。そして値段的にもウエットスーツの2倍以上、10万円~30万円ほどします。
ドライスーツとウェットスーツで迷っているときはそれぞれのメリット、デメリットを考えてインストラクターや経験豊富なダイバーに相談しましょう。
下記のURLも是非参考にして下さい。