ダイビングに対して泳ぎが苦手などの理由で恐怖心があり、怖いと感じていたり、過去のダイビングでパニックを起こしてしまい、トラウマが残ってしまっている方もいます。
この記事を読んでいる方は検索エンジンで「ダイビング 怖い」や「ダイビング パニック」などの語句を検索したり、記事のタイトルが気になって読んでくれていると思います。
ダイビングが怖い場合やパニックを起こしてしまった経験がある方もダイビングを安心して始めれるように徹底解説します。
まだダイビングの経験がない方には、泳ぎが苦手な方もダイビングが楽しめる理由やダイビングを楽しむための大事な手順、体験ダイビング、信頼できるダイビングショップの選び方を解説します。
ダイビングの経験がある方には体験ダイビング、ダイビングライセンス取得コース、ファンダイビングの経験に分けてどのようにダイビングを再開すれば良いのかを解説します。
記事の後半にはダイビングが怖い方やパニックを起こしてしまった方が再度ダイビングにチャレンジするのに、一番大切なことを記載します。最後までぜひ読んで下さい。
目次
まだダイビングの経験がない方
ダイビングに挑戦してみたいけど恐怖心や不安な気持ちが強い方は泳ぐのが苦手な方に多いです。泳ぐのが苦手だと不安な気持ちはどんどん膨らんでしまいます。
ダイビングはマスクやフィン、レギュレーターなどの呼吸器を使用します。泳ぎが苦手でもダイビングライセンスを取得してダイビングを楽しんでいる方はたくさんいます。
「泳げない」と言っても、さまざまなケースがあります。息継ぎはできないけどプールでたまに足がついても25Mを泳ぐことができる場合はダイビングライセンスを取得できる可能性が高いです。
泳ぎが苦手な方もダイビングが楽しめる理由
- プールよりも海水の方が浮力が強いため身体が浮きます。(※浮力とは水中で重力と反対の向きにはたらく力)
- ダイビングはウエットスーツを着るため、さらに浮力が強くなり、身体が浮きます。
- BCDと呼ばれる浮力調整具を使用します。水面ではライフジャケットのように膨らますことが可能です。
- 水面ではシュノーケル、水中ではレギュレーター(呼吸器)を使用するため、息継ぎができなくても問題ないです。
- 足にはフィン(足ヒレ)を履くので楽に進むことができます。
- 泳ぐスピードを競う競技ではないので、自分のペースでゆっくり泳げます。
ダイビングを楽しむための大事な手順
ダイビングに挑戦してみたいけど恐怖心や不安な気持ちが強い方は以下の手順でダイビングを楽しんで下さい。慣れてきて余裕が出てくるまで、同じ手順を繰り返してから次の手順に進んで下さい。
①ガイドが引率してくれるシュノーケリングツアーに参加します。
②体験ダイビングのツアーに参加します。体験ダイビングは必ずビーチのスタイルを選んで下さい。
③少人数制の信頼できるダイビングショップでダイビングライセンスの「オープンウォーター」を取得します。
体験ダイビングのスタイルについて
ダイビングのスタイルにはビーチ(岸)から歩いてダイビングを行うスタイルとボートを利用して沖からダイビングを行うスタイルがあります。ダイバーのなかでは「ビーチダイビング」と「ボートダイビング」と言います。
体験ダイビングの場合も「ビーチダイビング」と「ボートダイビング」のスタイルがあります。ビーチダイビングの場合は浅瀬などの足が届く水深で呼吸の練習ができます。
ボートダイビングはボートが座礁してしまわないようにボートの周囲でも5M以上の水深がある場合が多いです。
ダイビングに強い恐怖心がある方は必ず、「ビーチダイビング」を選んで足が届く水深からはじめて下さい。
信頼できるダイビングショップの選び方
水にトラウマがある方
過去に溺れてしまった経験がある方は水に長く顔をつけれない場合があります。そのままの状態では残念ながらダイビングは楽しめません。無理してコースに参加すると、もっと恐怖心が強くなってしまう可能性があります。
近郊のプールに通って水に慣れましょう。息継ぎができるようにならなくても、たまに足がついてしまっても、25Mを泳ぐことができるようになればダイビングライセンスを取得できる可能性が高いです。
水に慣れてきたら手順①のガイドが引率してくれるシュノーケリングツアーから始めましょう。
ダイビングの経験がある方
過去のダイビングで怖い経験をして恐怖心が強くなってしまった方やパニックを起こしてトラウマになってしまっている方もいます。参加したコースを体験ダイビング、ダイビングライセンス取得コース、ファンダイビングに分けて解決方法を解説します。
体験ダイビングで怖くなった
体験ダイビングでボートを利用して怖かった方はビーチからのスタイルに変更しましょう。ボートを使用すると最初から足が届かない水深のため、泳ぎが苦手な方はパニックになる場合があります。ビーチからの場合は足の届く場所から練習ができます。
ビーチからの場合でもダイビングショップ側が利益を求めて海況が悪い環境でダイビングを開催すると波が高く怖い思いをしたり、パニックになってしまったりします。
恐怖心が強くなってしまった場合はシュノーケリングツアーに参加して、慣れてから信頼できるダイビングショツプを見つけて再度チャレンジしてみましょう。
ダイビングライセンス取得コースで怖くなった
ダイビングライセンスの取得コースでは、レギュレーター(呼吸器)を口から外したり、マスクの中に水を入れたり、さまざまな練習をします。ライセンスの取得コースで怖くなったり、不合格になってしまった場合は体験ダイビングに変更してみましょう。
体験ダイビングは難しい練習はほとんどありません。難しいことはインストラクターに任せて楽しむことができます。貸し切りコースも多いです。体験ダイビングでダイビングに慣れてからダイビングライセンスの取得コースに参加しましょう。
ファンダイビングで怖くなった
ダイビングライセンスを持っていて、ダイバーが参加するファンダイビングで怖い経験をしてダイビングが怖くなってしまった方もいると思います。海況が悪い環境でダイビングをして怖い経験をしたり、期間が空いて不安が強くなっている場合もあります。
ダイビングショップによっては「リフレッシュダイビング」のコースを用意しているダイビングショップもあります。
当スクールでは「オープンウォーター」のライセンスコースを復習したい、レギュレータークリア、マスククリア、中性浮力などを復習したいダイバーも歓迎しています。
又、「貸し切り・リフレッシュダイビング」のコースではインストラクターを1組で貸し切りのご案内もご用意しています。以下のリンクから当スクールのリフレッシュダイビングを確認できます。
ダイビングが怖い方にとって一番大切なこと
ダイビングが怖い方やパニックを起こしてしまった方が再度ダイビングを始めるのに、一番大切なことは信頼できるダイビングショツプもしくはインストラクターとダイビングを再開することです。
不安を抱えたまま、ダイビングを始めてしまうと不安な気持ちがどんどん膨らんでしまう可能性があります。
自分の知り合いにダイビングショップやインストラクターがいない場合は、友人や知り合いの中にダイビングが趣味の方やダイバーの人がいないか探してみて下さい。
ベテランのダイバーの人がいればとても安心です。ダイバーはダイバー仲間がいたり、情報交換などを良くしています。きっと信頼できるダイビングショップを紹介してもらえると思います。
信頼できるダイビングショップが見つからない場合は後悔しない!沖縄のダイビングショップの選び方を参考にして下さい。
そして、コースに参加する前に電話やメールなどで、ダイビングに対して恐怖心が強いことを伝えて下さい。最寄りのダイビングショップであれば、実際にお店に行って相談してみるのが良いです。
事前に相談して、真剣に話を聞いてくれるインストラクターを見つけてダイビングを始めて下さい。
ダイビングが怖い!パニック!の解決方法 まとめ
ダイビングに対して泳ぎが苦手などの理由で恐怖心があり、怖いと感じていたり、過去のダイビングでパニックを起こしてしまい、トラウマが残ってしまっている方もいます。
ダイビングを安心して始めれるようになるためには、まだダイビングの経験がない場合はガイド付きのシュノーケリング、体験ダイビング、ダイビングライセンス取得コースの順番で慣れて下さい。
水にトラウマがある方は近郊のプールに通って水に慣れましょう。息継ぎができるようにならなくても、たまに足がついてしまっても、25Mを泳ぐことができるようになればダイビングライセンスを取得できる可能性が高いです。
過去のダイビングで怖い経験をして恐怖心が強くなってしまった方やパニックを起こしてトラウマがある方もいます。
体験ダイビングで怖くなった場合はガイド付きのシュノーケリングツアーに参加して慣れてから、信頼できるダイビングショツプを見つけて再度チャレンジしてみましょう。
ダイビングライセンス取得コースで怖くなった場合は体験ダイビングでダイビングに慣れてからダイビングライセンスの取得コースに参加しましょう。
ファンダイビングで怖くなった場合は「リフレッシュダイビング」を用意しているダイビングショップで申し込みましょう。
ダイビングが怖い方やパニックを起こしてしまった方が再度ダイビングにチャレンジするのに、一番大切なことは信頼できるダイビングショツプもしくはインストラクターとダイビングを再開することです。
事前に相談して、真剣に話を聞いてくれるインストラクターを見つけてダイビングを始めて下さい。