ダイビングをはじめる場合に耳抜きに対して不安を感じる方も多いと思います。耳抜きは正しいやり方(方法)とコツを掴めば、とても簡単です。いままでダイビングを経験して耳抜きが上手くいかなかった方も耳抜きの正しいやり方(方法)とコツを理解すれば安心してダイビングを楽しむことができます。
ダイビング時の耳抜きが不安な方や、苦手な方は、以下の記事を読むと安心してダイビングを楽しむことができます。又、鼓膜に負担をかけないための耳抜きのコツや耳抜きがどうしても苦手な方へダイビングに精通した医師のネットワークも記載します。
耳抜きの正しいやり方(方法)
ダイビングの耳抜きの基本はマスクの上から鼻をつまんで鼻に息をそっと送り込みます。このとき注意するのは鼻の穴から息が漏れないようにしっかりつまむことです。女性の方でマスクの鼻の部分をつまみにくい方は鼻の穴をふさぐように下から穴に向かってしっかりと指先を当てて息が漏れないようにしてあげます。
他にも耳抜きのやり方はさまざまあり、鼻をつまんで唾を飲み込んだり、あごを動かしたりして抜ける方もいます。自分の中でやりやすいやり方が見つかるまで、いろいろな方法で試してみましょう。
耳抜きのコツとタイミング
耳抜きのコツは、耳抜きを行うタイミングがとても大事です。浅いところから痛くなくても早めにやることです。潜降がはじまったらすぐに始めます。潜降時は呼吸を整えながらで良いので、なるべく多く、こまめにやりましょう。
耳抜きの時の姿勢は頭を上の姿勢にすると抜けやすいです。あわてて周りのダイバーに追いつこうと急ぐと頭が下がりやすいので気を付けて下さい。又、片方の耳の耳抜きが上手くいかない場合は抜けにくいほうの耳を上に向けてあげるとやりやすいです。
もし耳が抜けない場合はその水深から少し浅いところにもどると、耳抜きがしやすくなります。無理して同じ水深で何度もやらないで、少し浅いところに戻ったほうが鼓膜の負担が少ないです。潜降用のロープがある場合はロープをしっかりと使い、水深をコントロールするようにしましょう。
又、潜降が終わり、水深に変化がない時、もしくは水深が浅くなる時は耳抜きの必要はありません。潜降もしくは水深が深くなるときに耳抜きを行います。水深が深くなるにつれて耳抜きの回数は少なくて大丈夫です。
耳抜きの個人差
写真提供 : イラストAC
耳抜きは、人により、抜けやすい方や抜けにくい方など個人差があります。ダイビングの経験が増えると、自分の抜けやすいやり方やタイミングが分かり楽になります。抜けにくい方は無理して潜り続けて鼓膜に負担をかける前に最寄りの耳鼻科の先生に相談するのも一つの方法です。
DAN JAPAN(日本海洋レジャー安全協会)では全国のダイビングに理解のある医師のボランティアネットワークを掲載しています。ダイバーの医師の方もたくさん参加しています。
DAN JAPAN DD NET(ダイバーズ・ドクターネットワーク)
花粉症や風邪などで鼻が詰まっている場合は鼻の通りが悪く、耳抜きがやりにくいです。鼻がつまっている場合は無理しないようにして下さい。又、寝不足や二日酔いも耳抜きがやりにくい場合があります。
リフレッシュダイビング
当スクールでは、耳抜きが苦手な方や時間がかかる方、もしくはやり方を忘れてしまった方も安心してダイビングが楽しめるように、リフレッシュダイビングのコースを用意しています。リフレッシュダイビングでは、ダイビングの経験が少ない方やブランクが長い方も安心してダイビングを楽しめます。
詳細は沖縄でリフレッシュダイビング・初心者&ブランクも安心をご覧ください。
当スクールのメニューは全て少人数制のプライベートスタイルです。不安な方や経験の少ない方も安心してご参加下さい。1人旅や少人数のお客様がほとんどのプライベートスクールになります。お1人様からご参加をお待ちしています。