沖縄県では、ダイビングショップの営業をする場合に公安委員会への届出が義務付けられています。ダイビングショップは「潜水業 届出事業所一覧」に掲載され、沖縄本島、離島を含めて1093件の事業所が届出を提出しています。(2023年06月)
沖縄でダイビングを楽しむためには1000件以上あるダイビングショップの中から自分に合ったダイビングショップを選ばなければいけません。ダイビングショップによっては、悪質なダイビングショップがあるかもしれません。
今回は、どのような方法で沖縄のダイビングショップを選べば後悔しないのか?せっかくダイビングに興味がある方が後悔しないために本気で徹底解説します。ダイビングショップを選ぶのに迷っている方に必見の内容です。
地元のダイビングショップであれば、事前にダイビングショップへ行き、スタッフの人柄やダイビングショップの雰囲気を確認できると思います。しかし、沖縄で旅行の滞在中にダイビングショップを探すのは時間がもったいないです。沖縄でダイビングを楽しむためには事前にダイビングショップを選んで予約する必要があります。
目次
友人や知り合いに紹介してもらう
最も良い方法は友人や知り合いにダイビングショップを紹介してもらうのが良いです。友人や知り合いの中にダイビングが趣味の方やダイバーの人がいないか探してみて下さい。
ベテランのダイバーの人がいればとても安心です。ダイバーはダイバー仲間がいたり、情報交換などを良くしています。きっと信頼できる沖縄のダイビングショップを紹介してもらえると思います。
又、すでにダイバーの方は今までお世話になったダイビングショップやインストラクターに相談してみて下さい。ダイビングショップ同士は繋がりがある場合が多いです。
自分の周りに紹介してくれる方が見つからない場合はSNSの利用もおすすめです。Instagram(インスタグラム)、facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)など、SNSにはダイバーのコミュニティや集まりがあります。
時間がかかってしまいますが、ダイバーの方やダイビングの経験がある方を探して、仲良くなり、おすすめのダイビングショップや信頼できるダイビングショップを紹介してもらいましょう。
選んではいけない悪質なダイビングショップ
沖縄県では、ダイビングショップの営業をする場合に公安委員会への届出が義務付けられています。沖縄県での水難事故の防止、遊泳者の安全の確保のための条例になります。
届出を提出しているダイビングショップは下記の「潜水業 届出事業所一覧」に掲載されています。
水上安全条例に伴う届出業者一覧表の公開について | 沖縄県警察
選んだダイビングショップが「潜水業 届出事業所一覧」に掲載されていない場合は気を付けなくてはいけません。公安委員会に認可されるためには、お客様を受け入れる実店舗、有資格者の証明などが必要になります。ホームページのみで実店舗がないダイビングショップや資格のないスタッフがツアーを開催している可能性があります。
届出事業所一覧の潜水業のPDFファイルを開き、パソコンのキーボードで「Ctrl」キーを押しながら「F」キーを押します。 画面の左上や右上に検索バーが表示されるので、ダイビングショップの名前を入力して下さい。
相場より大幅に安い料金のダイビングショップ
沖縄のダイビングショップでもある程度の料金の相場があります。沖縄本島のダイビングショップであれば、体験ダイビングで本島周辺は1万円前後、離島へのツアーなどで1万5千円~2万円前後、ファンダイビング(Cカード保持者向け)は、2ダイブで1万5千円~2万円前後(別途で器材レンタルは3000円~5000円)になります。
又、ダイビングライセンス取得のためのオープンウォーターコースであれば、すべて含めて4万円~6万円前後になります。離島のダイビングショップは全体的に1割~2割ほど高くなると思います。
相場より大幅に安い料金のダイビングショップは、気を付けなくてはいけません。安い料金で利益を出すために大人数を受け入れたり、短い所要時間で回転させる必要が出てしまいます。又、清算のときになって料金が高額になる可能性があります。
口コミやSNSのフォロワー数も信用できない!?
沖縄のダイビングショップを選ぶときにグーグルなど大手の検索エンジンや「アソビュー!」や「アクティビティジャパン」のようなポータルサイトの口コミを参考にしたり、Instagram(インスタグラム)、facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)などのSNSを利用する方はとても多いと思います。
口コミの数やSNSのフォロワー数が極端に多いダイビングショップは広告会社によるサクラ(やらせ)の可能性があります。グーグルなど大手の検索エンジンやポータルサイトの口コミもSNSのフォロワーも業者から購入することができてしまいます。
しかし、全てが信用できないわけではありません。選ぶきっかけとしてはとても有効だと思います。当スクールもお客様から口コミをたくさん頂き、とても感謝しています。
直接、電話やメールで問い合わせれば安心!?
直接、ダイビングショップに電話やメールで問い合わせればダイビングショップの対応が分かります。ダイビングショップを選ぶときには良い方法の一つだと思います。
しかし、大型のダイビングショップであれば、電話やメールの対応をしているスタッフは事務員の可能性があります。海で実際に担当するインストラクターと話すのは難しいかもしれません。
個人経営や小さめのダイビングショップの場合はインストラクターが対応している場合があります。しかし、昼間は電話しても海に出ていて連絡が取れないかもしれません。
海から戻る、夕方過ぎに電話してみると直接話せて、インストラクターの人柄などが分かるかもしれません。
結局、どうやってダイビングショップを選べばいいのか?
グーグルなど大手の検索エンジンで検索したり、「アソビュー!」や「アクティビティジャパン」のようなポータルサイトを参考にしたり、Instagram(インスタグラム)、facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)などのSNSを利用して、沖縄のダイビングショップを探します。探す方法は何でも良いと思います。
そして、自分の目的に合っていて、興味のあるダイビングショップの自社のホームページを確認します。ダイビングショップのホームページは業者に依頼していることが多いかもしれませんが、ホームページに掲載されている文章(テキスト)は経営者やスタッフが考えた文章(テキスト)です。
文章(テキスト)は書いた人が何を考えて、どんなことを伝えようとしているのか良く分かります。たくさん読めば、書いた人の人柄も伝わってくると思います。経営者やスタッフがホームページを見ているユーザーに対してどのように考えているのか、何を伝えたいのか分かります。
本業はダイビングなので文章的にはきれいな文章(テキスト)ではないかもしれませんが、文章(テキスト)は書いている人の人柄が伝わり、どんな気持ちを持ってお客様と接しているのか出てくると思います。
ダイビングの仕事に真剣に取り組んで、強い情熱があるのであれば、たくさんの人が見る可能性のある自社のホームページやブログで発信すると思います。
沖縄のダイビングショップの選び方 まとめ
ダイビングショップでダイビングを楽しむときに最も重要なのは、ダイビングガイドやインストラクターの人柄やお客様への気持ち、接客の姿勢だと考えています。どんなに設備の良いサービスでも、おもしろいダイビングスポットでもダイビングガイドが最悪であれば良い思い出にはならないと思います。
良い方法は友人や知り合いにダイビングショップを紹介してもらうのが良いです。ダイバーはダイバー仲間がいたり、情報交換などを良くしています。きっと信頼できる沖縄のダイビングショップを紹介してもらえると思います。
沖縄県警の「届出事業所一覧」に掲載されていないダイビングショップや相場より大幅に安い料金のダイビングショップは選んではいけません。又、大手の検索エンジンやポータルサイトの口コミの数やSNSのフォロワー数が極端に多いダイビングショップは広告会社によるサクラ(やらせ)の可能性があります。
今回の記事の「絶対に後悔しないための沖縄のダイビングショップの選び方」は、ダイビングショップの自社ホームページをしっかりと見ることです。特にダイビングショップのブログやコラム的な内容は、ダイビングを担当しているガイドやインストラクターが書いていることがほとんどです。
そして、ダイビングは良く利用する行きつけのダイビングショップを決めた方が良いです。毎回、違うダイビングショップに行くのではなく、自分に合ったダイビングショップやインストラクターを見つけたら、同じダイビングショップに通いましょう。
常連になってもらえれば、スキルにも的確なアドイスができます。お客様のスキルも把握できるので、早い段階で中級者もしくは上級者向けのダイビングスポットにご案内できます。
以下に「知らないと後悔!沖縄ダイビングライセンス取得のショップ選び」へのリンクを記載します。ぜひ参考に読んで下さい。
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