緊急スイミングアセント ~エア切れでも自力で生き延びろ!~
<用語の意味>
アセント:浮上
インフレーター:BCD内に空気を給気・排気できるボタンが付いているホース
オーラル給気:インフレーターの排気ボタンを押しながら、自分の口から息を吐いてBCDの浮力を確保すること
<どんな時に使うのか?>
・水中でエア切れになってしまった。
・近くにバディがいない。(予備の空気源をもらえない)
・バディより水面の方が近い。(9m以内)
※実際には使う事がないよう、エアの管理をしながらダイビングを楽しんでください。
<スキル練習の注意点>
・浮上する場所に障害物がないかどうか気を付ける。
・レギュレーターは咥えたまま、ウエイトも捨てない。
・息継ぎなしの、一呼吸で息を吐き続けながら浮上する。
・左手で持っているインフレ―ターは水面に上がっても離さない。
<練習内容>
①頭上安全確保のため右手を上へ伸ばす。
②左手はインフレ―ターの排気ボタンに手を添える。
③息継ぎなしで一息で「アー」と水面までフィンキックで浮上する。
④水面に顔が出たら、レギュレーターを口から離し、息継ぎする。※フィンキックは止めない
⑤インフレーターからオーラル給気し、浮力確保する。