今回は沖縄の知らないと怖い悪質なダイビングショップの見分け方について記事を書きます。
地元のダイビングショップであれば、どのようなダイビングショップなのか、近所の評判や口コミ、もしくは実際にダイビングショップの雰囲気を見に店舗まで行くことも可能です。沖縄のダイビングでは旅行で訪れるまで実際にダイビングショップを訪れることがほとんどありません。
事前にダイビングショップが掲載されているポータルサイトやダイビングショップの自社のホームページで悪質なダイビングショップではないか判断しなくてはいけません。
現在、沖縄には公安委員会「潜水業 届出事業所一覧」によると本島と離島を含めて1000件以上のダイビングショップが存在します。1000件以上のダイビングショップの中にはやはり悪質なダイビングショップもあります。
これから沖縄でダイビングを考えている方が悪質なダイビングショップへ申し込まないようにお役に立てたらと思います。
目次
「潜水業 届出事業所一覧」に掲載されていない
沖縄県では、ダイビングショップの営業をする場合に公安委員会への届出が義務付けられています。沖縄県での水難事故の防止、遊泳者の安全の確保のための条例になります。
届出を提出しているダイビングショップは下記の「潜水業 届出事業所一覧」に掲載されています。
選んだダイビングショップが「潜水業 届出事業所一覧」に掲載されていない場合は悪質なダイビングショップの可能性が高いです。公安委員会に認可されるためには、お客様を受け入れる実店舗、有資格者の証明などが必要になります。ホームページのみで実店舗がないダイビングショップや資格のないスタッフがツアーを開催している可能性があります。
届出事業所一覧の潜水業のPDFファイルを開き、パソコンのキーボードで「Ctrl」キーを押しながら「F」キーを押します。 画面の左上や右上に検索バーが表示されるので、ダイビングショップの名前を入力して下さい。
相場より大幅に安い料金のダイビングショップ
沖縄のダイビングショップでもある程度の料金の相場があります。沖縄本島のダイビングショップであれば、体験ダイビングで本島周辺は1万円前後、離島へのツアーなどで1万5千円~2万円前後、ファンダイビング(Cカード保持者向け)は、2ダイブで1万5千円~2万円前後(別途で器材レンタルは3000円~5000円)になります。
又、ダイビングライセンス取得のためのオープンウォーターコースであれば、すべて含めて4万円~6万円前後になります。離島のダイビングショップは全体的に1割~2割ほど高くなると思います。
相場より大幅に安い料金のダイビングショップは、悪質なダイビングショップの可能性が高いです。安い料金で利益を出すために大人数を受け入れたり、短い所要時間でゲストを回転させる必要が出てしまいます。又、清算のときになって料金がどんどん増えて高額になる可能性があります。
ホームページに店舗や運営者が掲載されていない
ダイビングショップの自社のホームページの店舗情報や運営者の記載をしっかりと確認してください。店舗の住所が記載されていない、ダイビングスポットや港など現地集合場所の住所が記載されている場合は公安委員会に届け出を出していない悪質なダイビングショップの可能性があります。
又、ホームページに店舗の写真が少ない場合はゲストを受け入れる店舗がないダイビングショップの可能性があります。
会社情報に株式会社の記載があれば以下のサイトで確認できます。
近年はホームページを作成することは難しくありません。ダイビングショップのホームページの中には偽のホームページや詐欺のホームページも出てきています。ホームページに極端に情報が少ない場合は悪質なダイビングショップの可能性があります。
ダイビングショップの会社名、住所、電話番号、運営者もしくは代表者の名前がない場合も悪質なダイビングショップの可能性があります。又、電話番号に固定番号の記載がなく、インターネット回線を使って使用する050の番号や携帯電話のみの場合は注意が必要です。
料金が前金もしくはキャンセル料が早い段階で発生
ダイビングは海況によって大きく変化します。風向きによってダイビングポイントが変更したり、波が高くなって中止になる場合もあります。又、夏場は台風が発生するかもしれません。ダイビングの料金は後払いの後金が安心です。
悪質なダイビングショップの手口には前金でダイビング料金をもらい、予定が変更した場合に何日も前からキャンセル料を取ったり、実際に現地でツアーを開催しない悪質なダイビングショップまであります。
※前金のダイビングショップが全て悪質というわけではありません。
ダイビングショップの口コミが見つからない
ダイビングショップの口コミはGoogleマップのクチコミやダイビングショップが掲載されているポータルサイトの口コミなどで確認できます。口コミは悪いクチコミがあっても多くなければ問題ない場合が多いです。
人気のダイビングショップは利用しているゲストが多いため、中には悪いクチコミがある場合もあります。又、残念ですが、同業の嫌がらせなどもあります。
悪質なダイビングショップで気をつけなくてはいけないのは口コミの数が極端に少ない場合です。悪質なダイビングショップは悪い口コミがどんどん増えていきます。そのたびに会社名を変更したり、新しくホームページを変更します。
申し込んだダイビングショツプの口コミがぜんぜん見つからない場合は悪質なダイビングショップの可能性があります。
ダイビング器材を押し売りするダイビングショップ
ダイビングショップは都心部や街に店舗を構える「都市型ダイビングショップ」とダイビングスポットが近い「リゾート型ダイビングショップ」に分かれます。沖縄のダイビングショップは「リゾート型ダイビングショップ」になります。
ダイビング器材を押し売りする悪質なダイビングショップは主に都市型ダイビングショップに多いです。
沖縄のダイビングショップは店舗内に販売向けのダイビング器材をあまり置いていないダイビングショップが多いです。又、沖縄で悪質なダイビングショップは店舗自体がないケースが多いです。
悪質なダイビングショップの実例や体験談
悪質なダイビングショップ【沖縄】 まとめ
今回は沖縄の知らないと怖い悪質なダイビングショップの見分け方について記事を書きました。
まずは選んだダイビングショップが「潜水業 届出事業所一覧」に掲載されているか確認してください。掲載されていない場合は悪質なダイビングショップの可能性が高いです。
相場より大幅に安い料金のダイビングショップは、悪質なダイビングショップの可能性が高いです。安い料金で利益を出すために大人数を受け入れたり、短い所要時間でゲストを回転させる必要が出てしまいます。
又、清算のときになって料金がどんどん増えて高額になる可能性があります。
ホームページに店舗や運営者の情報が掲載されていない場合も悪質なダイビングショップの可能性があります。又、電話番号に固定番号の記載がなく、インターネット回線を使って使用する050の番号や携帯電話のみの場合は注意が必要です。
ダイビングの料金が前金もしくはキャンセル料が早い段階で発生するダイビングショップも注意が必要な場合があります。
ダイビング器材を押し売りする悪質なダイビングショップは主に都市型ダイビングショップに多いです。沖縄のダイビングショップは店舗内に販売向けのダイビング器材をあまり置いていないダイビングショップが多いです。
悪質なダイビングショップの手口はさまざまです。せっかくの沖縄のダイビング旅行が台無しにならないようにダイビングショップのホームページはしっかりと確認しましょう。
以下に後悔しない沖縄のダイビングショツプの選び方を記載しています。ぜひ参考にして下さい。
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