写真: 辺戸岬ドームの通称「悪魔の口」
最近、上級者のダイバーから辺戸岬ドームへのリクエストが増えています。
辺戸岬ドームはポイント名でもありますが、海底鍾乳洞の正式名称は「宜名真海底鍾乳洞」になります。
何十万年、何百万年という気の遠くなるような年月をかけてじわじわと石灰岩を溶かし、いくつもの小さな空洞が形成されていきます。それぞれが徐々に連結して大きな洞窟へと変わり、やがて地下水脈を流れる水の量が増えて洞窟の侵食が進み、いつしか巨大な鍾乳洞ができ上がっていきます。
辺戸岬ドームは当スクールの辺戸岬ドームの海底鍾乳洞・辺戸岬ダイビングからご予約可能です。
写真: 辺戸岬ドーム・鍾乳石の部屋
巨大な海底鍾乳洞へは深度15Mに入り口があり、奥へ続きます。鍾乳石は見事な造形美を作り出していて、何度入っても神秘的です。世界的にも数少ない、エアドームに浮上することができるダイビングポイントです。
最深部の鍾乳石の部屋では、海底からそびえ立つ鍾乳石を見ることができます。シルトがたまっているのでフィンキックには注意が必要です。洞窟などのテクニカルダイビングのスキルがあるとおすすめです。
写真: すす(煤)の後が残る鍾乳石
宜名真海底鍾乳洞は2万年前の旧石器が発見され、かつて陸地だったことが証明されています。鍾乳石が黒くなっている部位は火を使った後のすす(煤)で黒くなっているという説があります。
写真: エアードームの鍾乳石
巨大なエアードームポイントは世界的にも珍しく、貴重なダイビングスポットです。
エアードームは空気があり、レギュレーターを外して呼吸ができます。ドーム内では新種のコオロギも発見されています。ドームの大きさは潮の満ち引きにより、変化します。ワイドレンズをお持ちのダイバーには半水面写真もおすすめです。
写真: 辺戸岬ドームの半水面写真
辺戸岬ドーム「宜名真海底鍾乳洞」へは当スクールのファンダイビングで「辺戸岬ドーム・海底鍾乳洞 ファンダイビング」のメニューでリクエスト可能です。是非リクエストお待ちしております。
当ショップのファンダイビングは全て完全少人数制なので初めての方も安心してお問合せください。
参考ページ: 辺戸岬ダイビング 辺戸岬ドーム・宜名真鍾乳洞