今回はダイバーの方が沖縄でダイビングの計画を立てる場合に便利な各月の水温と適正なウェットスーツの目安を解説します。
沖縄は温暖な気候で年間を通じてダイビングを楽しむことができます。自分で器材をお持ちの方は水温に合わせたウェットスーツやドライスーツを選ぶことによって快適にダイビングを楽しむことができます。
水温に適したウェットスーツを選ばないとダイビング中にストレスになり、ダイビングを楽しむことができない場合もあります。
これから沖縄でダイビングの計画を立てるときや、ダイビング旅行の準備にお役立て下さい。
又、下記の記事では沖縄のダイビングのベストシーズンやおすすめの時期について記載しています。ぜひ一緒にお読み下さい。
目次
各月の水温と適正なウェットスーツ
ウエットスーツもドライスーツも高価な器材ですが、水温に合わせて何種類が持っていると便利です。男性と女性、筋肉が多い方と脂肪が多い方でも感じる暑さや寒さに違いがあります。それぞれの方に合わせて違いがあります。
以下にスーツの種類について紹介します。さまざまな種類があります。写真は5ミリのウェットスーツのなかにフードベストを着ています。フードベストのみのレンタルも可能です。
- 5ミリや3ミリ – ウエットスーツの生地の厚さ。6.5ミリなどもあります。
- フードベスト – 帽子と一緒になったウエットスーツの中に着るインナー。
- ツーピース – 上下に分かれたウエットスーツ。重ねて着るため温かい。
- セミドライ – スーツの中に水が少ししか入らないため保温力が高い。
- ドライスーツ – 水が入らないタイプのスーツ。空気の層で保温します。
- ボートコート – 船の上で着るウエットスーツと同じ生地の上着。
4月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の4月の平均水温は23度になります。平均気温も23度です。夏に向けて気温は上がってきますが、水温は少し遅れて上がってきます。ドライスーツのダイバーはほとんどいなくなり、ウェットスーツのダイバーばかりになります。
5ミリのウェットスーツにフードベストなどのインナーを重ね着したり、ツーピースのウエットスーツがおすすめです。水温は少し冷たく感じますが、陸上が暖かいのであまり苦になりません。
5月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の5月の平均水温は24度になります。平均気温も24度です。夏に向けて水温も上がってきます。5ミリのウェットスーツや寒いのが苦手な方はフードベストなどのインナーを重ね着するのがおすすめです。セミドライやツーピースのウエットスーツは少し暑いかもしれません。
水温は少し冷たく感じますが、陸上が暖かいのであまり気になりません。
6月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の6月の平均水温は25度になります。平均気温は27度です。夏に向けて水温も上がってきます。5ミリのウェットスーツがおすすめです。男性や暑がりな方は3ミリでも大丈夫です。梅雨時期なので、雨に備えてウインドブレーカーなど濡れても良い上着があると便利です。
7月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の7月の平均水温は27度になります。平均気温は29度です。梅雨が明けて一気に水温も上がってきます。3ミリのウェットスーツがおすすめです。女性のダイバーは5ミリでも良いかもしれません。
8月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の8月の平均水温は29度になります。平均気温は30度です。本格的な夏で水温も高いです。3ミリのウェットスーツがおすすめです。クラゲからの保護も考えて露出し過ぎないように気を付けましょう。
9月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の9月の平均水温は29度になります。平均気温は30度です。8月と変わらず、高い水温が続きます。3ミリのウェットスーツがおすすめです。クラゲからの保護も考えて露出し過ぎないように気を付けましょう。
10月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の10月の平均水温は27度になります。平均気温は26度です。秋が訪れて、少しだけ水温が下がります。3ミリのウェットスーツがおすすめです。女性のダイバーは5ミリでも良いかもしれません。
11月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の11月の平均水温は25度になります。平均気温は23度です。冬に向けて水温も下がってきます。5ミリのウェットスーツがおすすめです。男性や暑がりな方は3ミリでも大丈夫です。
12月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の12月の平均水温は24度になります。平均気温は20度です。冬になり水温は低いですが、陸上はまだ暖かいです。5ミリのウェットスーツや寒いのが苦手な方はフードベストなどのインナーを重ね着するのがおすすめです。年末はセミドライやツーピースのウエットスーツもおすすめです。
1月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の1月の平均水温は22度になります。平均気温は18度です。冬になり、水温は低いです。5ミリのウェットスーツにフードベストなどのインナーを重ね着したり、ツーピースのウエットスーツがおすすめです。船の上はボートコートがあると暖かいです。
セミドライやドライスーツをお持ちの方は準備した方が良いです。ドライスーツの中は薄着で大丈夫です。
2月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の2月の平均水温は21度になります。平均気温は19度です。冬になり、水温も気温も低いです。ドライスーツやセミドライがおすすめです。ドライスーツの中は薄着で大丈夫です。
ウエットスーツの方は5ミリのウェットスーツにフードベストなどのインナーを重ね着したり、ツーピースのウエットスーツがおすすめです。船の上はボートコートがあると暖かいです。
3月の水温と適正なウェットスーツ
沖縄の3月の平均水温は22度になります。平均気温は20度です。気温は上がってきますが、水温は少し遅れて上がってきます。5ミリのウェットスーツにフードベストなどのインナーを重ね着したり、ツーピースのウエットスーツがおすすめです。船の上はボートコートがあると暖かいです。
セミドライやドライスーツをお持ちの方は準備した方が良いです。ドライスーツの中は薄着で大丈夫です。
各月の水温と適正なウェットスーツ まとめ
今回はダイバーの方が沖縄でダイビングの計画を立てる場合に便利な各月の水温と適正なウェットスーツの目安を解説しました。
沖縄も地球温暖化により、水温が少しずつですが、高くなっている傾向になります。ウェットスーツもドライスーツも高価な器材ですが、水温に合わせて何種類が持っていると便利です。
男性と女性、筋肉が多い方と脂肪が多い方でも感じる暑さや寒さに違いがあります。それぞれの方に合わせて違いがあります。
私は4月、5月、6月、10月、11月、12月は5ミリのウェットスーツ、7月、8月、9月は3ミリのウェットスーツ、1月、2月、3月はドライスーツで3種類のスーツで年間を通じて、ストレスなくダイビングを楽しんでいます。