ダイビングはダイビングライセンス(Cカード)を持っていなくても体験ダイビングで楽しむことができます。沖縄に旅行で遊びに行って手軽に体験ダイビングでダイビングを楽しむことが可能です。
では、なんのためにダイビングライセンスを取得する必要があるのか?そんな疑問が出てくると思います。今回はダイビングライセンスを取得するメリットとデメリット、体験ダイビングとライセンス取得のどちらが良いのか?について記事を書きます。
それぞれのメリットとデメリットを理解していれば、ダイビングを楽しんでみたいときにダイビングライセンス(Cカード)を取得した方が良いのか、体験ダイビングをしたほうが良いのか自分に合ったコースを選ぶことができるようになります。
目次
当スクールのダイビングライセンスを取得するためのオープンウォーターのコースを以下に記載します。ライセンスコースは全て少人数制のプライベートスタイルです。不安な方や経験の少ない方も安心してご参加下さい。
ダイビングライセンスを取得する5つのメリット
ダイビングが可能な水深が違う
体験ダイビングは通常、水深5M前後のダイビングを楽しみます。体験ダイビングを繰り返して慣れていてもダイビングの教育機関などにより違いがありますが最大水深は12Mまでになります。
ダイビングライセンスは最初のオープンウォーターで最大水深18Mまでのダイビングを楽しむことが可能です。ダイビングライセンスをステップアップしていくと一般的に最大水深40Mまでのダイビングを楽しむことが可能です。
泳げる距離(移動範囲)が広い
体験ダイビングではほとんどの場合がインストラクターに支えてもらいながら泳いだり、ロープにつかまりながら泳ぎます。自分で泳ぐのではなく、インストラクターが泳いでいる範囲を泳ぐことになります。
インストラクターと一緒に泳いでいるので泳げる距離(移動範囲)は狭くなります。もし、自分で泳いでも上手く泳げずに、あまり進むことはできません。
自分で泳げる!中性浮力を味わえる
ダイビングライセンスを取得するためのコースでは時間をかけてダイビング中の泳ぎ方を練習します。ダイビングにはダイバーが浮き沈みをしないで一定の水深を維持する「中性浮力」という技術があります。
慣れてくると、まるで無重力の状態で空を飛んでいるように水中世界を楽しむことができます。ダイバーの中には無重力な感覚が気持ち良いからとダイビングを楽しんでいる方も多いです。
楽しめるダイビングスポットの数が多くなる
ダイビングスポットには初心者から楽しめるダイビングスポットがあります。しかし、中級者向けや上級者向けなどのダイビングスポットもあります。当スクールでは年間を通じて100ヶ所以上のダイビングスポットへご案内しています。
しかし、体験ダイビングでご案内が可能なダイビングスポットは10ヶ所ぐらいかと思います。ダイビングライセンスを取得してダイビングの経験を増やして上手になれば楽しめるダイビングスポットの数は多くなります。
インストラクターがいなくてもダイビングが可能になる
最初のダイビングライセンスで一般的なのは「オープンウォーター」と呼ばれるダイビングライセンス(Cカード)になります。オープンウォーターは取得すると、ライセンスを持っている者同士でバディ(ペア)を組んでダイビングが可能になります。
インストラクターがいなくても慣れていれば仲間内や友人とダイビングが楽しめるようになります。
ダイビングライセンスを取得する2つのデメリット
勉強やトレーニングをする必要がある
体験ダイビングは所要時間3時間ぐらいですぐに終わります。覚えることも少なく、ほとんどインストラクターがやってくれます。
しかし、ダイビングライセンス(Cカード)を取得するためには数日間の所要日数が必要になります。参加中はさまざまなトレーニングを積みます。又、事前に教科書やオンライン上で勉強することも多いです。
体験ダイビングと比べると料金が高い
ダイビングショップにより違いはありますが、体験ダイビングは1万円前後のことがほとんどです。しかし、ダイビングライセンス(Cカード)を取得するためのコースは4万円~6万円ほどの料金がほとんどです。
体験ダイビングとライセンス取得のどちらが良いのか?
ダイビングが初めての場合は体験ダイビングがおすすめです。ダイビングに興味があるが、経験がまったくないのであれば自分にダイビングが合っているか確認するために体験ダイビングに参加してみるのが良いと思います。
1度でも体験ダイビングで経験があるのであれば、ダイビングライセンス(Cカード)を取得するのがおすすめです。
ダイビングライセンス(Cカード)の取得後はログブックと呼ばれる冊子にダイビングの細かい記録を記載してインストラクターにサインをもらい経験本数を増やしていきます。
ダイビングライセンスのステップアップをしたり、経験本数が増えてダイビングの技術が高くなると中級者向けや上級者向けなどのさまざまなダイビングスポットへ行くことが可能になります。
しかし、体験ダイビングは繰り返し行っても経験本数をとしてカウントはしません。インストラクターに任せている部分が多いため技術もあまり上がりません。
又、ダイビングライセンスを取得しても、その後にダイビングをしないのであれば体験ダイビングのほうがお金も時間も少なくて済みます。ダイビングライセンス(Cカード)は年会費や更新はないので、ステータスとして保持することは可能です。
ダイビングライセンスのメリットとデメリット まとめ
今回はダイビングライセンスを取得するメリットとデメリット、体験ダイビングとダイビングライセンス取得のどちらが良いのか?について記事を書きました。
メリットには体験ダイビングと比べると水深が深くまで可能で、泳げる距離(移動範囲)もひろくなります。自分で泳ぐことができて、ダイビングスポットの数も増えます。又、インストラクターがいなくてもダイビングが可能になる5つのメリットがあります。
デメリットには勉強やトレーニングをする必要があり、体験ダイビングと比べると料金が高いという2つのデメリットがあります。
体験ダイビングとダイビングライセンスで迷った場合はダイビングが初めての場合は体験ダイビングがおすすめです。1度でも体験ダイビングで経験があるのであれば、ダイビングライセンス(Cカード)を取得するのがおすすめです。
ダイビングライセンスを取得するためにはお金とトレーニングを積むための時間が必要ですが、取得後は体験ダイビングと同じように数時間からダイビングを楽しむことが可能です。
体験ダイビングとライセンス保持者向けのファンダイビングの違いについては以下に記事を書いています。