沖縄の本島は西海岸にダイビングスポットが集中しています。レッドビーチは東海岸の金武という町にあるダイビングスポットです。米軍基地が近く、米軍が名付けたポイントです。
レッドビーチは金武湾というとても大きな湾のなかにあり、風の影響を受けにくいポイントです。冬場は温水シャワーが完備されているのでとても助かります。ビーチポイントのなかではエントリーが楽なポイントで水深は5M前後。沖にある鉄柱に向けて進むと10Mから15Mほどあります。
オープンウォーターのライセンスコースでは水深5M前後で練習します。浅瀬でカラフルなルリスズメダイやクマノミの仲間、カサゴの仲間がいます。葉っぱに擬態しているカミソリウオのペアなどもいるので探してみましょう。
アドバンスコース以上では沖にある3本の鉄塔まで泳ぎます。この鉄塔は米軍の船をつけるためのものですが水中のなかでは魚の住処になっています。ギンガメアジの群れ、コロダイやコショウダイ、ガンガゼのなかにはハシナガウバウオなどもいます。
透明度は濁っていることが多く、いまいちですが西海岸には少ない魚がいたり、甲殻類や共生ハゼもさまざまな種類がいます。マクロ好きのフォト派ダイバーには魅力のあるダイビングスポットです。